第5分科会 【小学校】
テーマ | ホンモノから学ぶ社会科学習〜地域とのつながりを大切に〜 |
---|---|
発表内容 | 同志社小学校社会科学習における取り組みを事例に、ホンモノから学びを通して生まれた同志社らしい教育について考える |
発表者 | 金山 香織教諭 |
発表概要
同志社小学校の道草教育とは、子どもたちの様々な視点から生まれる興味・関心を出発点として、最終目的地にどのように向かうのかを子どもたち自身が考えながら実践することで学習の理解を深める教育である。この教育方針を通して実感のある学びの中から「わかった!」という気持ちを引き出すとともに、学ぶことの楽しさから生まれる主体性を育む教育の基礎として各教科の学習に活かしている。本校の社会科教育では、自分で判断し行動する力を育むことをねらいとして教育実践を行っている。また子どもたちの興味・関心から生まれる疑問を実体験を通して考察し、理解したことをみんなに伝える喜びを味わえる授業を提供している。具体的に本校小学校3年生の社会科で実践した「ホンモノ」の学びについて紹介する。 |
![]() |
質疑応答
Q.授業において積極的に発表ができない児童に対してはどのようなアプローチを行っているか。A.座席が前後の小さなグループで話し合ってもらうことで発表ができない児童でも話ができるように工夫している。また、発表に消極的な児童の意見について席が近くの児童に発表してもらうことで児童の自信につなげ、積極的に発表ができるような環境づくりに工夫している。 Q.話し合う力の実践は1年生から行っているのかA.難しいながらも1年生から話し合いの時間を設けて実践している。決して1年間で身につく力ではないため、6年間を通してそれぞれの学年にあった実践を行っている。 Q.校外学習の場所はどのように探しているかA.夏休み等の長期休暇を利用して実際に教員が足を運び、学びにつながるかを検討している。しかし公立学校については管理職を通して依頼を行った。
|