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予算・決算・監査報告

 2019年事業計画および法人総合予算は、2019年3月30日の評議員会、理事会で承認、決定されました。内容は次の通りです。

 

事業計画

 本学は創立以来、建学の精神を高く掲げ、良心を手腕に運用する人物を社会に送り出す努力を続けてまいりました。現在、教育に係る経済的負担の軽減は、設置形態を問わず全ての学校に共通の課題で、高等学校等就学支援金制度に続き、幼児教育および高等教育の一定範囲無償化に対応しなければなりません。大学、女子大学においては入学定員管理を厳格に行う必要もあります。
 このような環境下、本学は今後も夢と希望に溢れる学園環境の整備に邁進し、21世紀の混迷の時代を率先して切り開く人物の養成に努めてまいります。
 2019年度に法人および各学校が実施する主な事業を説明します。

【将来構想・記念事業】

 本学が創立150周年を迎える2025年を一つの節目として、将来構想および記念事業に係る諸施策を展開します。
 大学では、「同志社大学ビジョン2025−躍動する同志社大学−」の中期行動計画に掲げる具体的施策の推進に引き続き取り組みます。
 女子大学では、「Vision150」のコンセプトに基づき、第1期(2017〜2021年度)の中期目標を達成するためのアクション・プランを進めます。
 法人では、昨年度新たに設定した創立150周年記念事業のための準備金を着実に積み立てるとともに、資料室を整備し、「同志社百五十年史」の編纂を進めます。

【運営体制】

 法人に対する社会的信頼を確実なものとするため、私立学校法等改正の動向にも留意の上、これまで改革を進めてきたガバナンスをより強固なものとし、コンプライアンスの推進に努めます。また、各学校との情報交換を密にし、法人全体としてのリスク管理体制および危機管理体制の強化を図ります。

【教学組織】

 新たに「同志社一貫教育探求センター」を開設し、本法人における一貫教育制度、ブランド力強化、各学校の教育・課外活動の有機的連携に係る提言等を行い、同志社教育の充実・発展を図ることにより、一貫教育のさらなる進展を目指します。
 大学では、大学院学生のキャリア開発を主な目的として、学問分野・領域に共通する基礎能力の涵養や体系的な教育プログラムを開発・実施するため、高等研究教育機構を高等研究教育院に組織改編します。また、昨年度末から同志社大学テュービンゲンEUキャンパスの現地事務室に職員の派遣を開始しており、本年度は教員派遣および学生派遣などを通じて、EUキャンパスの具現化を一層進めます。
 女子大学では、大学院看護学研究科が開設2年目を迎え、さらに2020年度の博士課程(後期)設置に向けた準備を進めます。

【教育研究】

 大学では、高等研究教育院において、昨年度まで文部科学省の博士課程教育リーディング・プログラム事業として進めていたグローバル・リソース・マネジメント(GRM)の継続実施および卓越大学院プログラムの開発に加え、昨年度開始したAll Doshisha教育推進プログラムや新島塾を実施します。また、昨年度文部科学省から支援対象校に選定された「私立大学研究ブランディング事業」として、「宇宙生体医工学を利用した健康寿命の延伸を目指す統合的研究基盤と国際的連携拠点の形成」を推進します。
 大学および女子大学では、京都市の「京(みやこ)グローバル大学」促進事業において、留学生誘致をはじめ、日本人学生の海外留学派遣、交換留学にもつながる大学間協定等の締結の拡充などに引き続き取り組みます。また、教育職員免許法および同施行規則の改正に伴い2019年度入学生から適用される、教職課程新課程に対応します。
 法人では、大学、女子大学を除く各学校を対象に、国際感覚に富み国際社会に貢献できる生徒・児童・園児を育成するため、寄付金を活用した特色ある国際主義教育の取組を推進します。

【学生生徒支援】

 大学では、第3号基本金の一つである同志社大学医療費等援助基金を同志社大学奨学金基金に統合し、2020年度から実施が見込まれる国の高等教育の負担軽減の具体的方策の一環としての授業料減免と合わせ、奨学事業全体の維持、充実を図ります。
 女子大学では、昨年度に改修が完了したみぎわ寮の供用を開始します。また、海外におけるインターンシップ実習について、これまで実施しているオーストラリアや中国(上海)に加えて、新たにアジアの英語圏への実習先の開拓を進めます。
 小・中・高等学校においては、児童・生徒が安心して勉学に専念できるよう、修学支援のための奨学金制度を継続します。

【建設事業】

 大学では、日本人学生と外国人学生の混住・共修環境を整えた教育推進に係る新学生寮(教育寮)の建設工事を昨年度に引き続き進めます。また、早急に対応する必要がある各建物の耐震化対策の一環としての致遠館の建設工事も継続します。その他、今出川キャンパスでは経年劣化に伴う研究室の空調設備更新工事、京田辺キャンパスでは4年計画でのキャンパス各所のトイレ改修工事、受変電設備の更新工事、経年劣化に伴う教室および研究室の空調設備更新工事、体育施設のうちテニスコート人工芝および馬場の改修工事などを行います。
 女子大学では、京田辺新寮(仮称)、中学校・高等学校では南体育館および付属棟、幼稚園では新園舎の建設工事について、いずれも昨年度に引き続き進めます。

【財政】

 健全な財政を維持するために、新入生の定員充足率を今後も適切に設定するとともに、入学志願者数の安定的な確保に努めます。2019年度入学生の学費について、大学では学部の授業料を適正な水準に増額改定します。女子大学では学部及び研究科の授業料を増額改定するとともに同額の教育充実費を減額改定し、経常勘定と建設勘定の収支バランスを図ります。
 また、補助金、寄付金、事業収入など外部資金の増収についても積極的に取り組みます。とりわけ、寄付金について、大学では「同志社大学2025 ALL DOSHISHA募金」、女子大学では「同志社女子大学サポーターズ募金“ぶどうの樹(き)”」、幼稚園では「同志社幼稚園新園舎建設資金募金」の精力的な募集活動を展開し、将来構想を実現するための資金として活用します。
 さらに、本法人の資金を安全、有利に運用するため、運用助言を専門的に行うコンサルティング会社と契約し、リスク管理方針、規程整備、運用目標の設定、資金運用戦略、資産構成、商品構成などの面から運用管理体制の整備を進めます。
 第2号基本金について、大学および香里中学校・高等学校では、将来の施設設備整備に向け、年次計画に基づく組入を行います。また、大学では研究装置取得、中学校・高等学校および幼稚園では建設事業資金に充当するための取崩を行います。

以 上

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※計算書類、財産目録および監査報告書については大学財務部経理課にて閲覧可能です。

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