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第7分科会 【同志社女子大学】

テーマ メディア創造学科の必修PBL授業〜映像、本、ロボットをテーマとする3科目〜
発表内容 メディア創造学科の必修PBL授業3科目についての内容紹介
発表者 森公一・村木美紀・和氣早苗

発表概要

 女子大学メディア創造学科の基礎教育科目として位置づけられる「メディア創造基礎演習A,B,C」は、1年次〜2年次春という初期に実施される必修PBL科目である。それぞれの創造的活動をグループワークで実施することで、主体性、思考力、創造力、実行力、コミュニケーション能力などの基礎能力を育成するとともに、その後の専門科目学習の動機付けとなるような内容にもなっている。

 メディア創造基礎演習Aでは、インタビュー取材を含むドキュメンタリー作品の制作を行う。まずは映像メディアの分析を通じてその特性や可能性を知った上で、現実の人や出来事から伝えるべきテーマを発見し、それにふさわしい表現を用いて作品化する。その過程において、「創造的な問題解決」のための基礎的・汎用的能力の獲得を目指す。

 メディア創造基礎演習Bでは、本の企画を行うことをゴールとするが、そこに至る過程において、課題図書3冊についての自分の考えをPechakucha方式で発表するなど、全員が7〜8回のプレゼンテーションとディスカッションを行う。自らの考えを深めること、アイディアを創出すること、ディスカッションすることの経験を積む。

 メディア創造基礎演習Cでは、テクノロジーを用いた社会的問題の解決および新たな価値創造に取り組む。現在はヒューマノイド型ロボットPepperを取り上げている。技術の概要を理解し、プログラミング基礎の学習を行った後、発案したアイディアの一部をPepperに実装し、そのデモを含んだプレゼンと討議を行う。新しいテクノロジーを身近なものと捉え、いかにしてそれを社会のために役立てることができるかを主体的に考え、議論する姿勢を育む。

第7分科会【女子大学】
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