同志社創立135周年記念事業
学校法人同志社は、2010年11月29日、創立135周年を迎えます。
同志社は1875年(明治8年)11月29日、同志社英学校として新島襄により京都の地に創立されました。以来、キリスト教主義を徳育の基本とし、「教育あり、知識あり、品行ある」、「一国の良心」ともいうべき人物の養成を目指して今日まで歩んでまいりました。
創立135周年を迎えるにあたり、今一度、建学の精神であるキリスト教主義、自由主義および国際主義を基礎とした良心教育を改めて確認するとともに、今後もこの精神をさらに広く深く継承・発展させていくことを企図して、以下のとおり創立135周年記念事業を計画いたしました。
1. 記念事業
- (1)同志社大学キャンパス整備事業
- (2)同志社女子大学キャンパス整備事業
- (3)同志社中学校・高等学校統合移転事業
- (4)同志社香里創立60周年記念事業
- (5)同志社女子中学校・高等学校キャンパス整備事業
- (6)同志社国際中学校・高等学校キャンパス整備事業
- (7)同志社小学校屋内運動施設建設事業
- (8)同志社幼稚園園庭整備事業
- (9)同志社国際学院初等部・同志社国際学院国際部開設
2. 記念行事
(1)創立135周年記念「大磯新島講座」 ―終焉の地において―

【日時】 2010年1月23日(土)15時〜16時
【場所】 大磯町立福祉センター さざれ石
【講師】同志社 理事長 野本真也
【演題】 「新島襄の人と思想」
(2)創立135周年記念「新島襄と同志社」
「展示及び各種行事」
【期間】 2010年5月26日(水)〜31日(月)
【時間】 10時〜20時(最終日は17時まで)
【会場】 大丸京都店 6階 多目的ホール
【展示】 遺品、書簡、日記、絵画、パネル等
◆ 特別展示
◇ Wild Rover W世号の展示
1968年10月開催のメキシコ・オリンピックにおいて同志社大学クルーが、ボート競技エイトに使用し、出走した艇。
メキシコから海路にて搬送、5/15神戸港へ入港し、展示。
◇ 今出川キャンパス ジオラマの展示
クラーク記念館が開館した1894年(明治27年)頃の今出川キャンパス風景を、現、重要文化財5棟(クラーク記念館、彰栄館、礼拝堂(チャペル)、ハリス理化学館、有終館)と三十番教室を中心に150分の1にした復元模型。
◇ 洋式帆船 快風丸の模型展示
備中松山藩が購入した洋式帆船で新島襄が人生で初めて乗船した快風丸。新島は、江戸から玉島港までの航海で、江戸藩邸の外のひろがりに衝撃を受け、世界に目を開かれたといわれている。また、新島が、国禁を犯して出港した函館港に向かうときにも乗船した快風丸を30分の1にした復元模型。
【行事】 開催期間中を通して次の行事を予定
◇ 同志社大学グリークラブ合唱
◇ マンドリンクラブOB会演奏
◇ 新島八重愛用のリードオルガン演奏
◇ 和楽集団「まんざら」箏と尺八による演奏
◇ 同志社大学応援団(指導部・チアリーダー部)による演舞
◇ 同志社女子中学・高校マンドリンクラブ演奏>
◇ 同志社大学マジック&ジャグリングサークルHocus-Pocusステージ
◇ 同志社女子大学学芸学部音楽学科卒業生によるヴァイオリン二重奏
◇ 同志社女子大学学芸学部音楽学科卒業生によるヴァイオリンとチェロの二重奏
「開会式」オープニングセレモニー
【日時】 2010年5月26日(水)10時〜
【会場】 大丸京都店 6階 多目的ホール
【式典】 テープカット/Wild Rover W世号 除幕式 など

【日時】 2010年5月29日(土)12時〜13時
【会場】 大丸京都店 6階 多目的ホール
【講師】 同志社 総長 大谷 實
【演題】 「同志社の教学理念」
【日時】 2010年5月30日(日)12時〜13時
【会場】 大丸京都店 6階 多目的ホール
【講師】 同志社大学 学長 八田 英二
【演題】 「同志社大学の改革−2013年に向けて−」
「合同学校説明会」
【日時】 2010年5月29日(土)〜30日(日)13時30分〜18時
【会場】 大丸京都店 6階 多目的ホール
【参加】 法人内各学校及び同志社国際学院
◆ ここから始まる未来への扉 ―同志社合同学校説明会―
同志社の建学の精神や教育理念、教育方針などについて、より深く同志社の各学校を知っていただく機会を設け、各学校毎の個別相談ブースも開設します。
◇ 同志社大学 ◇ 同志社女子大学
◇ 同志社中学校・高等学校 ◇ 同志社香里中学校・高等学校
◇ 同志社女子中学校・高等学校 ◇ 同志社国際中学校・高等学校
◇ 同志社小学校 ◇ 同志社幼稚園
◇ 同志社国際学院初等部・同志社国際学院国際部(設置認可申請中)
「お知らせ」同志社中学校・高等学校 学校見学説明会
【日時】 2010年5月29日(土)10時〜12時
【会場】 岩倉キャンパス 宿志館(グレイスチャペル)
【案内】 中学校受験生と保護者を対象とした学校見学説明会を開催します。詳細は次のホームページに掲載する予定です。
<URL> http://www.js.doshisha.ac.jp
「問合せ先」
同志社法人部法人事務室
TEL 075-251-3006 E-Mail ji-hojin@mail.doshisha.ac.jp
入場無料/事前申込み不要 主催/学校法人同志社
(3)創立135周年記念「フォトコンテスト」実施
「新島襄の志と同志社の伝統」をテーマに、同志社各学校の在校生、卒業生、教職員及び広く一般を対象として募集します。
【期間】 2010年4月〜9月
【表彰】 2010年11月29日 創立135周年記念式典において入選者を表彰します。
(4)創立135周年記念「懸賞論文」募集
「新島襄又は同志社」に関する論文を、広く学生、生徒及び一般を対象として募集しました。
【期間】 2010年6月〜9月
【表彰】 2010年11月29日 創立135周年記念式典において入選者を表彰します。
(5)創立135周年記念「函館−脱国の地において−」
「函館新島講座」 −脱国の地にて−
【日時】 2010年6月13日(日)15時〜17時30分
【会場】 函館国際ホテル 2階 「鳳凰の間」
【講師】 同志社 総長 大谷 實
【演題】「同志社の良心教育」
【寸劇】 演題「新島襄と仲間たち」〜新島襄脱国シーン再現〜
出演/北海道函館水産高校生徒
協力/笑福七福神祭実行委員会
【講師】 同志社 理事長 野本 真也
【演題】「新島襄の志」
「新島襄海外渡航の地碑」碑前祭
【日時】 2010年6月14日(月)11時〜
【場所】 新島襄海外渡航の地碑 函館市大町11
同志社法人部法人事務室
TEL 075-251-3006 E-Mail ji-hojin@mail.doshisha.ac.jp
入場無料/事前申込み不要 主催/学校法人同志社 後援/函館市
(6)創立135周年記念「維新の志〜精神的な近代化に捧げた新島襄の志〜」展示企画展
全国レベルの知名度を誇る「明治維新の立役者」と新島襄のつながりを切り口に同志社を紹介します。
【期間】 2010年9月18日(土)〜10月21日(木)
【会場】 六本木アカデミーヒルズ 49階ロビー
【展示】 勝海舟、板垣退助、伊藤博文、井上馨、木戸孝允等の書簡や写真、書を展示
入場無料/事前申込み不要 主催/学校法人同志社
(7)創立135周年記念『新島襄教育宗教論集』(岩波文庫)出版

2010年10月、同志社創立135周年を記念して『新島襄 教育宗教論集』を岩波文庫から出版いたしました。
「自由教育、自治教会、両者併行、国家万歳」―。教育活動と併行して、教会の設立やキリスト者の育成に渾身の情熱を注いだ新島襄。キリスト教をベースとする教育そして教会という二つの要素を起爆剤として、封建日本を打破し、精神的な近代化を成し遂げようとした新島独自の教育および宗教思想を知るうえで不可欠の資料約40本を収録しました。
【刊行】 2010年10月刊行
(8)創立135周年記念マンガで読む『新島襄』続編(完結)出版

2010年11月、同志社創立135周年を記念してマンガで読む『新島襄』続編の『日本初の私立大学設立への挑戦』を出版いたしました。
本巻では同志社の創立者、新島襄の後半生を描いています。10年振りにアメリカから帰国した彼は、江戸っ子にもかかわらず、日本の中の日本である古都・京都で、あろうことか、キリスト教学校の設立を夢見ました。それは同時に日本発の私立大学を実現する、という途方もない夢でもありました。
本書が広く読まれることを期待します。
(※2008年出版の前編『自由への旅立ち』に続く完結編です)
【刊行】 2010年11月刊行(2008年12月出版に続く完結編)
(9)同志社創立135周年記念切手の発行

2010年11月、同志社創立135周年を記念して「寄付金付記念切手シート」を発行しました。切手シートは、竣工当時の重要文化財、登録有形文化財の建物や開校当初のキャンパス風景などと新島襄の手紙や書などの言葉を組み合わせたデザインです。これらの校舎は多くの人々の清心により築かれ、同志社の今に受け継がれています。今回の記念切手には、同志社への2ドルの献金(200円の寄付)が含まれています。切手は株式会社 同志社エンタープライズで販売しております。 皆さまのご協力、温かいご支援をお願いいたします。
(10)能「庭上梅」 名古屋公演

日本が誇る世界無形遺産(能楽)という形式により,新島の精神をより多くの人々に伝え,後世にも遺したいという制作理念のもとに創作された能「庭上梅」を名古屋能楽堂で開催いたしました。
【日 時】 2010年11月13日(土)16時
【場 所】 名古屋能楽堂
【第1部】 講話 講師 本井康博 神学部教授
【第2部】 能 「庭上梅」 ―新島襄を讃えて―
(11)創立135周年記念「東京新島講座」 −生誕の地において−
【日時】 2011年2月12日(土)13時
【場所】 東京神田一ツ橋 学士会館
【講師】 大学法学部教授 村田晃嗣
大学生命医科学部教授 渡辺好章
(12)ジオラマの制作

クラーク記念館が開館した1894(明治27)年1月頃の今出川キャンパス風景を、国の重要文化財5棟(彰栄館、礼拝堂(チャペル)、ハリス理化学館、クラーク記念館、有終館)と三十番教室を中心に150分の1にした復元模型を制作、ハリス理化学館において展示しています。
(13)快風丸の模型制作

備中松山藩が購入した洋式帆船で、新島襄が人生で初めて乗船した快風丸。新島は、江戸から玉島港までの航海で、江戸藩邸の外のひろがりに衝撃を受け、世界に目を開かれたといわれています。また、新島が、国禁を犯して出港した函館港に向かうときにも乗船しました。この快風丸を30分の1にした復元模型を制作、ハリス理化学館において展示しています。
3. 記念募金
- (1)同志社大学今出川キャンパス新校舎建設資金募金
- (2)同志社女子大学キャンパス整備資金募金
- (3)同志社中学校・高等学校統合移転事業募金
- (4)同志社香里創立60周年記念事業募金
- (5)同志社女子中学校・高等学校施設整備事業募金
- (6)同志社国際中学校・高等学校教育施設等整備資金募金
- (7)同志社小学校教育支援および施設・設備整備資金募金
- (8)同志社幼稚園教育援助募金