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2024.1.23 創立者永眠の日祈祷会が執り行われました

 

 1月23日(火)9時から若王子山頂の同志社墓地で、創立者永眠の日祈祷会が執り行われた。同志社国際中学校・高等学校の今井 怜 宗教センター副主任の司会のもと、賛美歌21−227番を全員で斉唱し、聖書朗読の後、朴元婀怜 同志社国際中学校・高等学校宗教センター主任による「愛の担い手」と題した奨励が行われた。奨励では、ドイツの作家エーリヒ・ケストナーが、彼自身の2度の戦争体験を下敷きに書いた著書『動物会議』を紹介され、今の私たちに何が大切か、どのような時代の流れであったとしても、本当に大切にすべきことは何であるのか、このことに向き合うために私たちは知恵をつけるべく学んでいる。新島が、教育者として、そして牧師として、ひとりひとりに目を注ぐということを何よりも大事にしていたことは間違いない。様々な価値観がぶつかり合う厳しい現実ではあるが、それを超えるためにも私たちが互いの存在を大切にし、愛によってつながること。これこそがこの世界において平和を作り出す大きな一歩となるのではないだろうか、とのお話がなされた。

 今季一番の寒気が近づくと言われる朝でありながら、90名を超える者が集い、新島の志を再確認するとともに、植木大学長、小ア女子大学長等が祈祷の中で触れられたように、2024年能登半島地震の被害に思いを馳せた集まりともなった。

当日の様子

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