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2023.11.26 創立148周年記念礼拝を執り行いました

 

 学校法人同志社創立148周年記念礼拝が、11月26日(日)に栄光館ファウラーチャペルで行われました。説教者として大学キリスト教文化センター教授の越川弘英先生をお迎えし、「2ドルの背景〜世界宣教と同志社」と題してメッセージを頂きました。

 新島襄はアメリカン・ボードの大会において、日本にキリスト教主義学校を建てることを訴えました。新島の主張に賛同した人々により、約5,000ドルの献金が集まったとされます。新島が演壇から降りようとしたとき、ある年老いた農夫が帰りの汽車賃として用意していた2ドルを、学校設立のために使ってほしいと新島に手渡したといわれており、説教題の「2ドル」とはこのエピソードに由来するものです。
 老農夫をはじめ、同志社のために献金を献げた人々は、当時のプロテスタント教会による世界宣教のなかで、主イエスの大宣教命令に従おうとする情熱に生きたのでした。同志社もその情熱によって誕生したともいえます。
 新島は同志社が「日本国の塩となるよう運命付けられている」と述べています。新約聖書における「地の塩、世の光」の譬えに由来するこの新島の言葉は、同志社と同志社に連なる私たちが果たすべき使命を示唆しています。

 宣教の情熱を受け継ぐ私たちは「地の塩」として世界と主イエスに仕える者となっているか。「塩」としての味わいと働きを今も保っているかを見つめ直し、キリスト教主義教育を徳育の基本とする教育機関として、創立150周年に向けて歩みを進めてまいりたいと願います。

当日の様子

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