9月17日（日）、寒梅館ハーディーホールにおいて、「第9回同志社 英語プレゼンテーション大会 −立石杯−」を開催しました。

　同志社法人内小学校・中学校・高等学校では、学校法人同志社社友であった故立石信雄氏からの寄付金（立石ファンド）により、英語能力の向上を図るとともに国際感覚豊かで国際社会に貢献できる児童・生徒の育成を目的として、各種プログラムを実施しています。その国際主義教育の一環として、すでに英語暗唱・スピーチ大会を過去12回実施していますが、それに加え、プレゼンテーションを通じて、自分たちの考えを「英語」を使って他者の前で発表することにより、英語のコミュニケーション能力の向上を目指すという意図のもと、本大会が企画されています。

　この三年間は、コロナ禍によって対面での発表の場としての大会を開催することが難しく、久しぶりに法人内の異なる学校の生徒同士が一堂に会しました。

　各学校2チーム（3名／チーム）までの出場枠とし、参加チームが多い場合は各学校における学内選考を経て、当日は、小学生の部4チーム、中学生の部8チーム、高校生の部7チームが出場しました。

 　どのチームも、スライドを使って英語でのグループ発表という難しい課題に対して努力して技術を磨き、白熱した素晴らしい発表がなされました。

　表彰後、審査委員長である田中貴子大学文学部英文学科准教授からは「どの発表もAudienceが気づきをもらえる素晴らしい内容で、チームで作り上げる良さや大変さの成果が発表の中で感じられた。どれも甲乙つけがたく、大変難しい審査となった。結果は関係なく、この発表に向けたプロセスを大事にしてこれからも成長を重ねてほしい。この大会に参加しようとしたチャレンジ精神、ここで発表するまでのプロセスにかけた努力・時間に対して審査員一同敬意と拍手を送ります。また、この大会を迎えるまでには先生やご家族の多くの支えがあって大会に出場することが出来ており、そうしたことにも感謝していってほしい。」との講評がなされました。なお、小学生についてはすべてのグループに講評及び参加賞が授与されました。

高校生の部

最優秀賞（立石杯授与）

Ｄ部門優秀賞　

I部門優秀賞

中学生の部

最優秀賞（立石杯授与）　

Ｄ部門優秀賞　

Ｉ部門優秀賞