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2019.11.24 創立144周年記念礼拝を執り行いました。

 

 11月24日(日)午前10時30分、「創立144周年記念礼拝」が学校法人同志社・日本基督教団同志社教会の主催により、同志社礼拝堂で執り行われた。

 望月修治同志社教会牧師の司式のもと、三木メイ同志社大学キリスト教文化センター准教授が「新島襄の遺したもの」と題し、列王記下2章1〜15節により、次のように説教された。

 同志社のキリスト教主義を学生たちに教えるにあたって、新島襄の生涯を物語ることは、最も重要な責務であると私は考えております。新島が最初にキリスト教に触れたのは鎖国中の日本です。中国で宣教師が発行した書物を読んで「天の父なる神」を知り、キリスト教への探究心をもち始めます。日本では邪宗門と呼ばれていたにもかかわらず、自分が探究すべき真理をそこに見いだしたのです。その後の新島の歩みには一本のまっすぐな筋道が通っています。西欧文化の表面に捉われることなく、その源にある精神的支柱である真理を探究し、その重要性を確信して、日本にキリストの福音を伝えて教会を創り、キリスト教主義に基づいた教育を行う学校を設立するという使命を果たすために、生涯を献げました。この生涯そのものが、新島が同志社に遺した最も重要な贈りものだと言えるでしょう。
 二つ目に新島の遺したもののなかで重要なのは、この同志社礼拝堂です。同志社創立時は校内でキリスト教教育を行わないよう京都府から要請を受け、その後もキリスト教主義学校は度々窮地に立たされてきました。定礎式で新島は「このチャペルはわが同志社の基礎となり、精神となるもの」と述べ、宗教が教育にとって不可欠であることが認識されていない日本における同志社礼拝堂の存在意義の重要性を述べています。祈りの場が目に見える形で存在することが、人々の心に大きく影響することを新島はよく理解していたのでしょう。
 新島が逝去する半年前の卒業式では、「諸君は,我が校で得たキリスト教主義をもって社会に出たならば、必ず困難な問題に直面するだろう。しかし、諸君は,枝を折るのである。苦水に浸かるのである」と励ましの言葉を語りました。クリスチャン人口1%以下の日本では現在も、キリスト教主義教育の志を引き継ぐ者の前にはさまざまな困難な問題が山積しています。
 今日の聖書は、預言者エリヤが天に召されていく時に、弟子のエリシャに不思議な外套を遺していった、という物語です。この外套で川の水面をたたくと水が右と左に分かれて、真ん中の道を通っていくことができた、というのです。新島は、同志社のキリスト教主義を守っていく「道」で出会う困難を乗り越えていくことができる「外套」を、私たちに遺していきました。新島襄が歩むべき道を備えてくださった神に感謝を献げ、これからもこの「外套」を次の世代に語り継いで、主の栄光を現す学園、教会として歩んでいけるよう祈り求めていきましょう。

当日の様子

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