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2018.5.25 第5回キリスト教教育研修会を開催しました

 

 2018年5月25日、大学クラーク記念館クラーク・チャペルにおいて、村上みか大学神学部教授を講師に迎え、5年目の教職員を対象にした第5回同志社キリスト教教育研修会が開催された。開催にあたり、八田英二総長・理事長から、同志社のキリスト教主義、建学の精神等について再認識する機会提供を目的とする趣旨の挨拶がなされた。また、キリスト教主義を礎とした良心教育を同志社の各学校で育むためにも、今回の研修で得たことを各職場にて還元していただきたいとの要望がなされた。
 村上教授からは、「同志社を支えるもの-建学の精神とその成立の歴史的経緯-」のタイトルで講演が行われた。冒頭、新島が出国前に求めたもの、アメリカで出会ったキリスト教やプロテスタント・会衆派とその神学思想について解説がなされた。
 続いて、建学の精神とも言える徳育(良心教育)に関する事例説明や、「小生平素の目的は…我か校をして深山大沢のごとくになし、小魚も生長せしめ、大魚も自在に発育せしめ、小魚大魚各その分に応じ、その身を世に犠牲となし、此の美しき日本を早晩改良して主の御国、すなわち黄金時代に至らしめん事は小生の日夜熱祷して止まざるところなり」などの新島が残した言葉を引用して、新島が学生の個性を如何に尊重していたかの紹介がなされた。

 講演に続き、小ア眞女子大学宗教部長がコーディネータを務め、闊達な質疑応答が行われ、最後に新島のキリスト教に対する考えを参加者と共有して研修会は幕を閉じた。

当日の様子

当日の様子
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