2018年4月3日，新たに86名の新入社員を迎えるにあたり，神学館礼拝堂において入社式が挙行された。前奏に始まり、 讃美歌斉唱，山本真司国際中学校・高等学校宗教センター主任の聖書朗読ならびに祈祷，越川弘英大学キリスト教文化センター教務主任の奨励と続いた。
　八田英二総長・理事長からは新島襄が亡くなる2日前に残した遺言の中の「倜儻不羈なる書生を圧束せず，努めてその本性に従い，これを順導し，もって天下の人物を養成すべき」という一節を示しながら，「本学の教育活動の真髄にある建学の精神，キリスト教主義に立脚した良心教育について理解して欲しい。新島襄の人物教育に対する強い信念，教育事業に対する熱い想いは，良心之全身ニ充満シタル丈夫ノ起リ来ラン事ヲと刻まれた良心碑に込められており，本学の教育の原点ともいうべき良心教育と皆さんとの出会いが本日の入社式のもつ意義だと考えている。これから同じ目的に歩みを進める同志として，教育事業の完遂にご尽力いただけることを期待している。」との歓迎のことばがあった。 その後，八田英二理事長から辞令が交付された。新入社員は同志社人としての自覚と誇りを胸に刻んだ。最後に，越川弘英大学キリスト教文化センター教務主任の祝祷により，入社式を滞りなく終えた。