学校法人同志社 HOME > News一覧 > 創立者永眠の日 早天祈祷会を執り行いました

2017.1.23創立者永眠の日 早天祈祷会を執り行いました

 

同志社の創立者新島襄永眠の日である1月23日(月)午前7時から、京都市左京区の若王子山頂にある同志社墓地において早天祈祷会が執り行われました。
同志社に関わる人が、夜がまだ十分に明けきらない中、山道を登り、墓前で、新島襄の志に立ち返る決意を新たにしました。

1890年1月23日、同志社創立者の新島襄は、大学設立募金運動のさなか、病に倒れ、46歳11カ月の生涯を閉じました。その際、「真正の自由を愛し、それによって国家につくすことができる人物の養成に努めること」、「儻不羈(てきとうふき)なる書生〔信念と独立心とに富み、才気があって常規では律しがたい学生〕を圧迫しないで、できるだけ彼らの本性にしたがって個性を伸ばすようにして天下の人物を養成すること」など、同志社に対する10カ条の遺言を残しています。

今年は、237名が墓前に集い、雪が舞う中での祈祷会でした。国際中学校・高等学校朴元婀怜牧師の司式による黙祷に始まり、詩篇46編の朗読、阿部望教諭の指導の下、同校聖歌隊キリエによる「寒梅の歌」が捧げられました。山本真司国際中学校・高等学校宗教センター主任から「ここに私は立つ」と題して奨励が行われました。新島襄がアメリカで「non sibi」(自分のためにではなく:最初に学んだ学校であるフィリップス・アカデミーのスクール・モットー)を身に纏った人々の支えで、豊かな学びと魂の成長を遂げることができたが、新島が全身に受けたその精神を生涯にわたって同志社に注いだことを決して忘れてはならず、創立者が身にまとった愛に立ち、「わたしのためではなく」という生きる指針を覚え、日々に受け継ぐ大切さが説かれました。

参加者一同はそれぞれに祈りを心に抱きつつ黙祷をもって会が閉じられました。
当日の様子

当日の様子
ページの先頭へ

創立135周年記念募金のご案内

学校法人同志社 学校一覧

同志社の文化財建築物

新島旧邸と同志社の文化財建築

同志社墓地のご案内