2013年3月30日、神学館礼拝堂において2012年度退社式が挙行された。2012年度退職者42名のうち、33名の参加があった。前奏に始まり、讃美歌斉唱、中村信博女子大学宗教部長の聖書朗読ならびに祈祷に続き、大谷　實総長から、退職者の方々と共に良心教育に従事できたことに対する喜びと、大学改革等の荒波を乗り越え、創立者新島襄の意思を受け継いだ同志社の教育事業の完成に向けたご尽力への感謝、退職後の第2の人生に挑戦し、より一層すばらしい人生を築きあげられるようにとの感謝のことばがおくられた。引き続き、八田理事長から、新島の遺言のひとつである「同志社ニ於てハ倜儻不羈なる書生ヲ圧束せす務めて其の本性ニ従ひ之ヲ順導し以て天下の人物ヲ養成す可き事」を引用し、良心教育に対する新島の強い思いを受け継ぎ、若き新島を養成するために従事いただいた皆様と築きあげてきた同志社教育の成果は揺るぎのないものであり、誇りであるとのおことばがあった。
続いて、永年本法人の教育研究充実のため大いに貢献された方々の功労に対し、本法人を代表して、八田理事長から感謝状が送られた。最後に、原　誠大学キリスト教文化センター所長の祝祷で退社式を終了した。