同志社創立記念日である11月29日（木）7時から、若王子山頂にある同志社墓地において早天祈祷会が執り行われた。
女子大学濱口義信宗教主任の司会により黙祷を捧げ始まった早天祈祷会は、女子大学中村宗教部長の「美徳以為飾」と題した奨励により、人間を美しく見せるものは、決して外見の装いではなく、行いと内面の徳であるという新島襄と新島八重の思いが語られ、秋晴れの空の下、その墓前で一同は改めて新島精神に思いを馳せた。
今年は美しい紅葉と天気に恵まれ、早朝にも関わらず417名が集い、とりわけ学生・生徒の参加者が大勢見受けられ、137年間受け継がれてきた新島精神が、変わらず全同志社人の心に根付いていることを強く感じさせられる早天祈祷会であった。