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2011.6.14
「新島襄海外渡航の地碑」碑前祭を開催しました

6月14日(火)11時から、函館市大町において、「新島襄海外渡航の地碑」碑前祭が開催された。野本真也理事長ほか法人関係者、校友、同窓、片岡格函館副市長、布谷朗函館観光コンベンション部長、函館市民の方々と、6月12日(日)から開催されていた「同志社フェアin函館」への参加者を加えた39名が、147年前のこの日、憂国の情と千里の志を抱き、国禁を犯してこの地から日本を脱出し、米国船ベルリン号に乗船した若き日の新島襄に思いを馳せるべく、この記念碑の前に集まった。
碑前祭は、讃美歌312を一同で斉唱、野本真也理事長の聖書朗読・祈祷で厳かに始まった。

男児決志馳千里 自嘗苦辛豈思家
却笑春風吹雨夜 枕頭尚夢故園花

野本理事長は式辞で、この碑に刻まれている新島の漢詩、「千里の志」を紹介し、この漢詩にうたわれた脱国時の新島の志が、10年あまりの時を経て、同志社英学校設立の志となり、「見えざる御手の導き」によって実現していったことに触れ、「現在の日本は、未曾有の自然災害と、それに伴うさまざまな人災とも言うべき状況に直面しているが、こうした時にこそ、幕末の混乱と混迷の中で明治維新を担った新島襄の志を思い起こし、ここに集う我々自身が、そして同志社を卒業した方々が、一国の良心となり、良心を手腕に運用する働きを担っていくことが求められている」と述べた。

その後、函館副市長の来賓挨拶、カレッジソング斉唱に引き続き、野本理事長の祝祷があり、最後に片岡副市長、野本理事長が碑前に花束を捧げ、滞りなく終了した。

表彰式の様子

表彰式の様子

表彰式の様子

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