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2011.1.24
第15回同志社国際主義教育講演会を開催しました

1月24日(月)、寒梅館ハーディーホールにおいて、国際変動研究所理事長・軍事アナリストである小川和久 氏を講師にお迎えし、「日本の平和主義を国際水準から問う」の演題で同志社国際主義教育講演会を開催した。
小川氏は、まず、昨今の北朝鮮及び中国の軍事的動向を基礎データや歴史的考察に基づきながら概観し、国家間の「脅威」について、「相手の敵意×相手の軍事的能力」と定義し、いくら軍事的能力を持っていても相手の敵意をなくせば脅威ではなくなるので、日本は、外交、経済をはじめとした様々な分野において、緊密な関係を築いていくことが重要だと指摘された。
また、普天間問題の迷走ぶり等を例にあげ、安全保障や軍事上の問題について語る際は、事実と情報に基づき、世界で通用する科学的で論理的な議論を行う必要があることを強調された。そのうえで、アメリカ海軍に母港を提供し、燃料貯蔵など最大の後方支援能力を持つ日本は、他のどの同盟国よりもアメリカのイコール・パートナーに近いと言えるので、そうしたアメリカとの関係のもと、日本が憲法前文の精神を具現化すべく、世界平和の構築をリードし、国際社会からの信頼を高めていくべきであると述べられた。
さらに、政治家、官僚、専門家が、基本的な軍事的知識、国際平和のあり方や軍事についてのものの見方、見識をいっそう備え、情報収集力・分析力を強化し、外交政策に係る意思決定のスピードアップを図ること、並びに国民も国際平和活動への自衛隊参画のあり方などについて日常的に考えていくことが重要であり、それこそが、真の意味での「シビリアン・コントロール」であり、そのように政治的機能が強化され、国民全体の意識が醸成されるとき、日本の平和主義が本物として世界の信頼を勝ち取ることができると述べ、講演を結ばれた。
 当日は、一般市民、学生、教職員など約220人が、豊富な事例や政治的背景を交えた小川氏の講演に熱心に聞き入り、質疑応答も活発に行われ、盛況のうちに講演会を終了した。

講演会の様子

講演会の様子

講演会の様子

 

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