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お知らせ

「サイエンスコミュニケーション」に挑戦 ― 90秒で科学を伝える
2026.02.07

2月7日(土)午後、全員参加のプログラム「サイエンスコミュニケーションに挑戦」を実施しました。受講生は学年混合でA〜Hの8班に分かれ、小学生から中学生までが協働して取り組みました。

導入

はたらく細胞の「キラーT細胞」と「白血球」に扮した同志社大学生命医科学研究科 野口範子先生・元村有希子先生によるお芝居。会場は一気に引き込まれました。
笑いと驚きの導入のあとには、「科学をいかにわかりやすく伝えるか」という本題へ。
・何が重要なのか
・どのような構成が効果的か
・受け手を意識するとはどういうことか
といった具体的なポイントについて、実践的なお話がありました。


90秒プレゼンプロジェクト
続いて行われたのは、理科年表から選んだキーワードを調べ、90秒で伝えるプロジェクト。
各班では、最年少の小学生が発表を担当し、最年長の中学生がサポートする形で準備が進められました。限られた時間の中で内容を整理し、黒板やスライドを活用しながら発表。どの班もほぼ90秒ぴったりという完成度で、短時間準備とは思えない素晴らしい発表となりました。
特に、面白い質問を巧みに取り入れながら楽しく「シマリス」を紹介した班が「野口賞」を受賞。会場は大いに盛り上がりました。
合言葉は「おくすりシチュウ」
今回の講義で示されたキーワードが「おくすりシチュウ」です。
・おどろきを与える
・クイズを使う
・数字を使う
・ストーリーを使う
・視覚にうったえる
・中学生にわかるように
・受け手の立場に立って
この視点を意識して情報を整理することで、伝わるプレゼンに近づくことを学びました。

受講生からは次のような声が寄せられました。
・光合成について学びました。学校で学んだことだけでなく、皆で疑問を深めて調べることで新たな気づきがありました。
・短時間でたくさんの情報から「おくすりシチュウ」を意識して話の流れを考えるのはとても難しかったです。
・DNAは長い鎖なのに、たった4つの塩基で情報が書かれていることに驚きました。人の遺伝子の99.9%は同じで、0.1%が個性の差だと知り、とてもびっくりしました。
・小学生にも中学生にも伝わるように工夫することの大切さを学びました。

「ゲノムインプリンティング」や「PCP/MOF」など高度なテーマにも興味を示す姿が見られ、探究心の高さがうかがえました。
また、講師の先生方からは、「子どもたちの能力の高さに驚かされました。」「今日、改めてその潜在力を強く感じました。」との感想が寄せられました。


3月の成果発表へ向けて
今回の「サイエンスコミュニケーション」入門編は、単なる発表練習ではありません。
科学を“理解する”だけでなく、“伝える”ことで深く理解するという体験の場でした。
3月の成果発表会に向けて、大きなステップとなる一日。子どもたちの可能性が、確かに広がった時間となりました。


 

 

キラーT細胞と白血球に扮して登場!講師の野口先生、元村先生!

グループごとに発表。チームワークもバッチリ!

学生メンターのアドバイスを受けてまた考える

講師の先生からもアドバイス!

グループで協力して調べ上げる

発表を終えてグループのみんなで!