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お知らせ

【企業訪問⑧】株式会社呉竹〜墨と絵の具のサイエンス!粒の大きさで変わる色の世界〜
2025.12.26

 今回は、書道セットや筆ペンで広く知られる 株式会社呉竹様 を訪問しました。私たちが日常的に目にしている絵の具や画材の「色」が、顔料の粒子の大きさ、紙の材質、顔料の配合、水との比率といった要素によって大きく変化することを、実験を通して学びました。
 特に印象的だったのは、顔料インキを顕微鏡で観察し、「ブラウン運動」と呼ばれる分子の動きを実際に目にしたことです。さらに、粒子サイズの異なる顔料インクを混ぜることで生まれる「グラニュレーション」と呼ばれる滲みの表現を体験し、科学的な現象が表現の豊かさにつながることを試行錯誤しながら実感しました。
 最後に、誰かに思いを「伝えたい」時に、自らの手で描き、書くという手段でしか表現できない大切さがあることも教えていただきました。今回の体験を通して、「書くこと」「描くこと」を支える科学と、その背後にある「書く(描く)人」の感性や表現が結びつく面白さを深く味わうことができました。

顔料の粒子の大きさ、紙の材質によって、書き心地、見え方はどう違うかな?

顔料の粒子の大きさと紙の材質の組み合わせによる「見え方の違い」を学ぶ

ハンディ顕微鏡のピントを合わせて粒子の大きさをチェック

グラニューレーション(粒状化)ができるしくみについて検討中

肉眼では混ざって見える「色」も顕微鏡で見ると粒子の違いがくっきり

貴重な体験をさせていただきありがとうございました!