【企業訪問⑦】村田製作所〜小さな部品が、社会を動かすー「構造と制御」のエンジニア思考〜
2025.12.24
今回は「村田製作所」様を訪問し、「実験で学ぶエンジニア思考」をテーマとした特別授業を実施していただきました。
導入では、スマートフォンや自動車など身近な製品の中に数多くの電子部品が使われていることや、極めて小さな部品が高い性能を支えていることが紹介され、受講生は現代社会を支える技術の土台に触れるところから学びをスタートしました。
授業を通してのキーワードは「構造と制御」。前半では「バランス」をテーマに、棒立て実験を通して重心や形といった「構造」と、手の動きによる「制御」の関係を体感的に理解しました。続く本講座のために特別に制作していただいたミニチュア自転車の製作・走行実験では、タイヤの大きさや軸の位置など条件を変えながら測定を繰り返し、より安定して走る構造を探究しました。結果を比較し、調整を重ねる中で、「安定性」や「再現性」が製品設計において重要であることを学びました。
後半には自転車型ロボット「ムラタセイサク君」が登場し、センサーを用いた高度な制御技術を間近で見学。人の操作に近い制御と、人にはできない制御の違いを知ることで、「構造」と「制御」の最適な組み合わせが製品の価値を生み出すことを実感しました。
一連の体験を通して、受講生は「予想する・試す・考える・調整する」というエンジニアの思考プロセスに触れ、「難しいからこそ面白い」というものづくりの魅力を強く感じる機会となりました。
村田製作所の会社概要についてお話を聞く
実験のために特別に設計された自転車の模型
自転車の模型の設定を変えながら実験を重ねてデータを収集する
グループで実験結果をまとめて発表
ロボット「ムラタセイサク」君のデモンストレーション
実験を通して多くのことを学ばせていただき、ありがとうございました!