学校法人 同志社 事業報告書 2014
20/40

20Doshisha International Junior and Senior High School同志社国際中学校・高等学校多様な文化を受け入れ世界の舞台で活躍できる人物を養成■創立1980年■所在地〒610-0321 京都府京田辺市多々羅都谷60-1TEL:0774-65-8911■URLhttp://www.intnl.doshisha.ac.jp/DATA同志社国際中学校・高等学校川かわ井い国くに孝たか校長 関西地区で初の帰国生徒受け入れ校として開校した本校では、帰国生徒と一般生徒がともに学ぶ中で、互いに認め合い、尊重し合う精神の涵養を重視しています。基礎的な学力を付けることはもちろん、多様な文化を理解し、そしてそれを尊重し、自らの意見もしっかり主張できる。そういう力を兼ね備え、将来グローバルな社会で活躍できる人物を育成するのが、私たち教職員全員の使命であると考えています。 2014年、本校は文部科学省からSGH(スーパーグローバルハイスクール)アソシエイト校の指定を受けました。3月に開催された世界レベルの課題解決型競技「グローバル・エンタプライズ・チャレンジ2014」では、高校生7名で編成したチームが1位入賞を果たし、日本代表としてドイツで行われた世界大会に出場。「OECDプログラムinパリ」では、OECD本部で開かれた国際会議で、本校の生徒代表が2030年の教育をイメージした新しい学校の案を英語でプレゼンテーションしました。 15年度から、国際学院初等部の卒業生が本校に推薦入学するのに合わせ、中学の定員を増員するため、14年度は校舎の増築や既存の施設の改修など、教学施設の整備に当たりました。入試方法の変更 中学校の国内一般生徒の入試日を例年より遅くすることで、より多くの子どもたちが受験できるようにしました。高等学校の帰国生徒の入試については、語学資格で受験できる言語に、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国・朝鮮語を追加しました。 15年度入学者の入試実績は、中学校は志願者が376名(海外帰国生徒80名、国内一般生徒296名)で、合格者は113名(海外帰国生徒53名、国内一般生徒60名)。高校は志願者が381名(海※国際中学校の定員について入学定員が90名の理由は、2年次に編入生が15名入るためである。 1年生…90名 2、3年生…105名ずつ教員数、職員数(2014年5月1日現在)教員数職員数教職員数専任教員嘱託講師教員合計専任職員有期職員職員合計総計51691207310130入学定員、入学者数、収容定員、生徒数(2014年5月1日現在)入学定員入学者数収容定員在籍者数中学校9086 300295 高等学校270265810833合計3603511,1101,128 外帰国生徒286名、国内一般生徒95名)で、合格者は201名(海外帰国生徒138名、国内一般生徒63名)でした。中学校の国内一般生徒の入試日を変更したことで、志願者が昨年度の56名から5倍強も増加したのが特徴です。同志社国際中学校・高等学校2014年度の事業実績区分事業内容補足教職員採用数学科専任教員 1名前年度退職者補充国語科専任教員 1名前年度退職者補充教育・研究スーパーグローバルハイスクール・アソシエイト校としての取組グローバル化社会で活躍できる人材の育成国際バカロレア(IB)についての研究IB教育の良い点を本校教育に活用するための研究国際交流プログラムの実施(海外短期研修)ザ・ヌエバ・スクール交換プログラム(中学生6名)、ヌエバ・スクール・サマー・キャンプ(中学生7名)、フィリップス・アカデミー・アンドーバー・サマーセッション(高校生6名)、サマープログラム・イン・アーモスト・カレッジ(高校生15名)、メンロースクール交換プログラム(高校生1名)、ハーバード大学サマースクール(高校生1名)、Izolde交換プログラム(高校生12名)、EABJM研修(高校生14名)、OECDプログラム(高校生16名)国際交流プログラムの実施(留学生受け入れ)ザ・ヌエバ・スクール交換プログラム(中学生4名)、アバラマ州高校選抜生徒(高校生21名)、Izolde交換プログラム(高校生9名)、メンロースクール交換プログラム(高校生1名)、EABJM(高校生14名)、メンロースクール美術交流プログラム(高校生18名)校内英語試験の実施生徒全員が実用英語検定またはTOEFLを受験平和教育中学2年長崎研修旅行、高校2年沖縄研修旅行新入生交流プログラム中学1年、高校1年宿泊研修を実施体験学習プログラム中学1年(ハチ高原)、中学3年(美浜町)入試制度中学入試制度の変更入試日程の変更学生生徒支援奨学事業の実施校友会奨学金(給付1名)、新島奨学金(給付2名)、海外長期留学奨学金(給付4名)修学支援事業の実施あんしん修学支援奨学金(給付51名)施設設備整備事業の内容事業内容補足事業期間事業費財源教学施設整備校舎増築・耐震改修・部室棟・グラウンド人工芝化など2013年8月~2014年11月9億5,300万円学生生徒等納付金、寄付金、補助金、法人内資金コールシステムの導入2014年8月2,328万円学生生徒等納付金、補助金校内LAN整備工事2014年8月199万円学生生徒等納付金

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です