学校法人 同志社 事業報告書 2013
17/40

学校法人 同志社 事業報告書201317事業の概要ケーション」ではTOEICⓇのListeningパートの指導を行います。 第3は、テキスト選定方法の見直しです。「英語講読」では、学部学科の学問内容に近い内容のテキストを用いることとし、個々の担当者が選んだテキストのレベルを共通英語担当部署の責任者がチェックする体制を整えました。TOEICⓇのテキストは、共通英語担当部署が選定します。 14年度からは、全1年次生が共通英語科目履修の一環としてTOEICⓇを受験することが決まっています。免許・資格取得に向けた支援体制の成果を実証 一方、同志社女子大学は資格取得に向けた支援体制を整えています。 13年3月に行われた「第27回管理栄養士国家試験」は、同年3月に生活科学部食物栄養科学科管理栄養士専攻を卒業した77名全員が受験しました。その結果、全員が合格し、合格率100%という好成績を残しました。 現代社会学部現代こども学科第7期生のうち52名が受験した「平成26年度 公立小学校教員採用試験」では、37名が二次試験に現役合格しました。合格率は71.2%となり、これは2004年の学科開設以来最高の結果となりました。 薬学部医療薬学科では、「第99回薬剤師国家試験」を受験した2008年度入学生(14年3月卒業)94名のうち、69名が合格(合格率73.4%)しました。現在では、本学の全卒業生528名のうち、466名が薬剤師免許を取得して、さまざまなフィールドで活躍しています。 学芸学部国際教養学科は、カリキュラムに英語圏の大学への1年間の留学が組み込まれています。13年度に留学先から帰国した3年次生のTOEICⓇの学科平均は783.25点と、大きな成果を上げています。また、800点以上を取得した学生は35名で、そのうち7名は900点以上を獲得しています。留学は英語力に加え、人間的に大きく成長する機会ともなっています。同志社女子大学2013年度の事業実績区分事業内容補足教学組織変更・定員改正音楽専攻科開設入学定員 20名、修業年限 1年教職員採用専任教員2名、特別任用教授[1号]1名、特別任用教授[2号]6名、任期付教員2名、特別契約教員(コントラクト)4名、特別任用助手1名、専任職員2名教育・研究音楽学科音楽文化専攻カリキュラム変更コース制を撤廃し、新たな科目群を設定するなど、柔軟な進路設計を可能とする自由度の高いカリキュラムを構築キャリア教育科目の充実キャリア教育科目、各学科が実施するインターンシッププログラムの充実、本学学生が身につけるべき基礎的・汎用的能力『DWCLA10』の理解促進、学科において独自のキャリア教育科目を設置セメスター語学留学制度創設1、2年次生を対象に、英語のスキルアップと異文化理解を主な目的とした留学制度を新設情報環境の整備充実ネットワークリプレイス、一般教室・CALL教室のシステムリプレイスなど「ICT活用推進事業」補助金採択「情報処理教育高度化ICTシステム整備事業」および「多角的高度教育支援システム導入工事」が採択入試制度教育連携特別推薦入学試験の見直し「プール学院高等学校」および「金城学院高等学校」と新たに教育連携協定を締結し、全14高等学校で募集学生生徒支援「同志社女子大学奨学金」の拡充経済上の補助を必要とする優秀な学生への奨学金を増額「同志社女子大学特別奨励賞」創設勉学に励み、かつ課外活動等において活躍したものに対し、一層の向上を奨励することを目的として副賞を設定大雨、突風、暴風雪等による被害に伴う学費等減免措置の実施災害救助法適用地域被災者に該当する受験生、新入生、在学生に対して減免を実施財政第2号基本金組入キャンパス施設設備整備充実資金10億円第3号基本金組入教育研究充実基金4,000万円募金事業「教育研究条件整備資金募金」に加え、「キャンパス総合整備資金募金」を新たに設定その他認証評価(大学基準協会申請)2014年1月に大学基準協会へ大学評価申請書提出「新島八重研究会」による調査・研究活動の継続実施八重クイズ「Quiz de Yaye 100」小冊子の発行とNHK大河ドラマ放映に伴う情報発信「同志社女子大学の集い2013」開催会津若松(6月1日、2日)、姫路(6月15日)、名古屋(6月16日)、北九州(9月14日)、松山(9月15日)「ホームカミングデー2013」開催今出川キャンパスにて、約720人の卒業生等が参加「同志社女子大学寮生の集い」開催今出川キャンパスにて、約440名の在寮経験のある卒業生等が参加同志社女子大学史料室第18回企画展「新島八重と同志社女学校」NHK大河ドラマ放映期間は土曜日、日曜日も開室節電への取り組み5月13日~9月30日、11月15日~2014年3月31日の間に実施施設設備整備事業の内容事業内容補足事業期間事業費財源今出川キャンパス今出川キャンパス整備事業(耐震対応含む)実施設計、仮設建物建設、新心館解体他2011年度~2017年度総事業費58億円のうち4億300万円第2号基本金今出川キャンパス非常用発電機設置2013年度3,600万円学生生徒等納付金、寄付金京田辺キャンパス看護学部関連棟(仮称)等建設工事のうち仮設建物建設、恵愛館解体他2013年度~2014年度2億6,200万円京田辺キャンパス非常用発電機設置2013年度4,700万円中央監視装置設備統合コントローラ更新2013年度2,400万円知徳館大講義室空調設備工事2013年度6,000万円聡恵館東館照明設備更新2013年度3,200万円めぐみ寮 耐震補修2013年度4,500万円学生生徒等納付金、寄付金、補助金地域・社会との連携も強化教育・研究のさらなる充実を目指す 学術交流・教育連携も強化しています。13年6月26日に医療法人社団石鎚会(京田辺市)と学術交流等に関する包括協定を締結しました。この協定は、教育・研究及び医療等の全般における交流・連携を推進し、相互の教育・研究、医療技術等の一層の進展と地域社会の発展に寄与することを目的としています。 また、同年7月26日には奈良県立奈良北高等学校と、15校目となる教育連携協定を締結しました。この協定により、人的・知的資源の交流・活用を通じて新たな学びの場を創造するとともに、相互の教育のさらなる充実・発展を図ります。 14年度(2014年4月入学)の一般入試志願者数(センター利用入試含む)は1万629名(前年比3.4%増)、その他の入試の志願者数は4,107名(前年比0.4%増)でした。 13年8月から始まった今出川キャンパス整備計画に伴う建設工事も順調に進んでおり、安心・安全な教育・研究環境の実現と施設・設備でのさらなる充実も図ります。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です