学校法人 同志社 事業報告書 2012
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学校法人 同志社 事業報告書201219事業の概要に卒業した78名が受験し、76名が合格しました。合格率は97.4%で、好成績を維持しています。 現代社会学部現代こども学科6期生のうち39名が受験した「平成25年度公立小学校教員(講師除く)採用試験」は、24名が二次試験に現役で合格し、合格率は61.5%となりました。同学科には12年4月入学生から新たに「保育士養成課程」を設置しました。 キャリアサポートセンターが実施する資格取得支援講座の活用も盛んです。12年度は延べ約1,600名の学生が受講しました。受講生の1人が「MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)世界学生大会2012」の日本代表(パワーポイント部門)に選ばれ、世界大会に出場。世界第13位に輝きました。国内外の教育機関と協定を締結教育連携を強化 12年5月には、米国アーカンソー大学フォートスミス校(UASF)と学生交流協定を結びました。同志社女子大学から毎年5名程度がUASFに1年間留学し、UASFから2名程度の留学生が同志社女子大学の「Japan Studies Program」に参加することになります。 また国内では、人的・知的資源の交流・活用を通じて新たな学びの場を創造するとともに、相互の教育の充実・発展に資することを目的として、7月にプール学院高等学校(大阪市)、10月に金城学院高等学校(名古屋市)とそれぞれ教育連携協定を締結しました。この2校が加わり、高等学校の教育連携協定校は14校になりました。入試志願状況は堅調キャンパス整備計画を公表 13年度(13年4月入学)の一般入試志願者数(センター利用入試を含む)は1万280名(前年度比5.8%増)、その他の入試の志願者数は4,090名(同14.1%増)でした。 13年2月には、今出川キャンパス整備の建設工事計画を公表しました。13年8月から18年3月までの予定で整備同志社女子大学2012年度の事業実績区分事業内容補足教学組織変更・定員改正大学院薬学研究科医療薬学専攻博士課程開設入学定員4名、収容定員16名音楽専攻科申請入学定員20名、修業年限1年中学校教諭・高等学校教諭専修免許状(音楽)課程設置2012年6月設置に係る届出、教職課程に係る申請教職員採用特別任用教授[2号](薬学部医療薬学科2名・表象文化学部日本語日本文学科1名)、特別契約教員(現代社会学部社会システム学科1名)、任期付教員(学芸学部情報メディア学科1名・生活科学部人間生活学科1名)、特別任用助教(薬学部医療薬学科1名)、専任職員3名、常勤嘱託職員2名教育・研究現代社会学部現代こども学科に保育士養成課程開設課程の定員50名キャリア教育の充実キャリア教育科目、各学科が実施するインターンシッププログラムの充実、本学学生が身につけるべき基礎的・汎用的能力『DWCLA10』の理解促進奈良県立医科大学との連携事業単位互換科目「健康科学概論」(医療薬学科応用各論科目)新設ティーチング・アシスタント制度導入大学院生の教育経験、学部教育の充実を目的として実施情報環境の整備充実ネットワークリプレイス、一般教室・情報処理教室・自習室のシステムリプレイスなど「私立大学教育研究活性化設備整備事業」「ICTを活用したアクティブ・ラーニング支援システムの導入」が採択保育士演習室設置課程設置に伴う対応English Camp 開始英語コミュニケーションスキルの向上を目指した2泊3日の合宿研修入試制度音楽学科音楽文化専攻のコース制を廃止し、音楽文化専攻で募集コース制廃止に伴い、コース別の審査ではなく音楽文化専攻として募集および選考(審査)推薦入学試験S(公募制推薦入学試験)の二次選考(面接)の廃止学外入学試験場見直し推薦入学試験S:高松試験場の新規実施教育連携特別推薦入学試験の見直し被推薦学科数および人数枠の拡大音楽専攻科入学試験実施募集人員20名特別推薦入学試験および一般入学試験実施学生生徒支援「同志社女子大学新島賞」の充実学力、人物ともに特に優秀な者に対し、 一層の向上を奨励することを目的として副賞を増額「同志社女子大学大学院特別奨学金」の充実薬学研究科設置に伴う採用数増Web履修登録システムの導入秋学期登録時より実施大雨、突風、暴風雪等による被害に伴う学費等減免措置の実施災害救助法適用地域被災者に該当する受験生、新入生、在学生に対して減免を実施財政第2号基本金組入キャンパス施設設備整備充実資金8億円第3号基本金組入教育研究充実基金4,000万円募金事業教育研究条件整備資金募金その他「同志社女学校の創成期と新島八重」関連事業の実施新島八重研究会による小冊子の作成、特設サイトの開設、オリジナルグッズの制作京都聖母学院との連携強化京都聖母学院中学校・高等学校において『同志社女子大学コース』を設定する新カリキュラムの運用を開始※同志社女子大学への教育連携特別推薦入学は2015年度より薬学研究科における自己点検・評価の実施新制度の「大学院4年制博士課程」における研究・教育などの状況に関する自己点検・評価を実施し、その結果を2012年8月31日付でホームページに掲載(文部科学省にも提出)「同志社女子大学の集い2012」開催岡山(6月9日)、熊本(6月10日)、金沢(7月1日)、東京(9月22日)、名古屋(9月23日)「ホームカミングデー2012」開催京田辺キャンパスにて、約750人の卒業生等が参加栄光館講堂改修 シャンデリア奉献式開催改修に併せ、講堂のシャンデリア照明を1932年創建時のオリジナル照明に復元節電への取り組み5月14日~9月30日、11月12日~2013年3月31日の間に実施施設設備整備事業の内容事業内容補足事業期間事業費財源今出川キャンパス今出川キャンパス整備事業(耐震対応含む)に係る基本設計、実施設計他2011年度~2017年度総事業費58億円のうち2,680万円第2号基本金栄光館講堂空調設備導入等2012年度3億3,580万円学生生徒等納付金、寄付金みぎわ寮トイレ改修等2012年度2,260万円京田辺キャンパス知徳館照明器具更新等2012年度2,350万円頌啓館照明器具更新、トイレ改修等2012年度1億690万円聡恵館保育士演習室設置2012年度2,290万円受変電設備更新2012年度5,510万円自動火災報知機取替等2012年度1,540万円を進めます。今回の整備計画では耐震化への対応を含む安心・安全なキャンパスの実現だけでなく、ゾーニングを基本とした施設の配置による機能面も重視、快適な学生生活とともに自主的な学習環境の整備をめざしています。

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