学校法人 同志社 事業報告書 2012
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18Doshisha Women's College of Liberal Arts 同志社女子大学は建学以来受け継いできた教育理念の下、今日における大学の使命を考えてきました。そして2012年2月に、「将来構想に向けた方針・方策」とそれらを実現するための7つの目標を公表し、現在は具現化する取り組みを推進しています。 また、ブランド構築アクションプランに基づく活動にも力を入れています。女子総合大学としてSpirit(教育理念)に裏打ちされたMission(同志社女子大学が育む女性像)に基づき、教育・研究活動を展開しています。リベラル・アーツとキャリア教育の有機的連携、教学組織を新たに設置 キャリア教育の強化のため、学生に卒業までに身につけてもらいたい力として11年度に定めた「DWCLA(Doshisha Women’s College of Liberal Arts)10」を、12年度から各授業科目のシラバスに明記しています。これにより、各授業でどのような力がつくかを学生自身が意識することができ、学びへの自発的な取り組みが期待されます。今後はリベラル・アーツとキャリア教育の有機的な連携を進め、自らの生き方を確立し、社会に貢献できる女性の育成をめざします。 また、大学院教育・研究の充実を図るため、12年4月に大学院薬学研究科(医療薬学専攻)を設置しました。4年制の博士課程で入学定員は4名。医療薬学の発展に貢献できる高度な専門性や優れた研究能力を有する高度専門的職業人と、その指導者の養成を目的としています。ブランド構築アクションプランに基づく取り組み 同志社女子大学では06年度よりブランド構築のための取り組みを行っています。07年度にはブランド管理委員会を設置。毎年ブランド構築アクションプランを策定し、実行・検証しています。12年度は授業の始まりのチャイムを「Doshisha College Song」、終わりのチャイムを「同志社女子大学大学歌」に変更しました。学生が同志社女子大学の学生としての自覚と誇りを持って学生生活を送ってくれることを願った取り組みです。また、新入生・在学生を対象とした京料理のマナー講座の開催や、一人暮らしの学生が健全な食生活を送るためのレシピ本を発行し、レシピは大学公式サイトでも紹介しています。さらに、大学の歴史に対する理解を深めることを目的に新島八重研究会を発足。その研究成果として12年秋に『同志社の母 新島八重』を発行し、在学生・教職員に配付しました。保育士養成課程を設置資格取得支援講座も充実 12年3月に行われた「第26回管理栄養士国家試験」では、生活科学部食物栄養科学科管理栄養士専攻を同年3月同志社女子大学将来構想の具現化に取り組み女子総合大学のブランド向上をめざす■創立1876年■所在地〒610-0395 京都府京田辺市興戸南鉾立97-1TEL:0774-65-8411〒602-0893 京都市上京区今出川通寺町西入玄武町602-1TEL:075-251-4111■URLhttp://www.dwc.doshisha.ac.jp/DATA入学定員、入学者数、収容定員、在学生数(2012年5月1日現在)教員数、職員数(2012年5月1日現在)学部・研究科名入学定員入学者数収容定員在学生数学部学芸学部315 349 1,280 1,491 現代社会学部400 468 1,620 1,817 薬学部120 148 720 805 表象文化学部290 319 1,180 1,269 生活科学部215 263 860 1,029 合計1,340 1,547 5,660 6,411 研究科文学研究科31 17 70 39 国際社会システム研究科10 1 20 5 薬学研究科4 3 4 3 生活科学研究科13 2 26 14 合計58 23 120 61 総計1,398 1,570 5,780 6,472 教員数職員数教職員数専任教員嘱託講師教員合計専任職員有期職員職員合計総計177 522 699 75 72 147 846

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