学校法人 同志社 事業報告書 2010
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学校法人 同志社 事業報告書201023事業の概要韓国との国際交流を開始 帰国生徒の受入れ校としてスタートした本校では、定員の約3分の2が帰国生徒で、国内一般生徒が3分の1という構成になっているのが特徴です。 外国の学校で長く勉強した者から一度も日本を出たことのない者まで、多種多様な生活経験を持つ生徒に対応するため、国際交流プログラムについても、英語力を問わない短期留学プログラムから、一定レベル以上の英語力を持ち、米国の高校生と同じレベルで学習するプログラムまで、幅広いコースを用意しています。 2010年度は、新たに韓国との交流を実施し、国際交流プログラムの充実を図りました。本校はアジアの国々との交流も大切にしています。ますます充実する「Peace Week」 学校全体で行っている平和教育の1つ「Peace Week」では、高校生はアフリカの現状について学び、自分たちに何ができるかを話し合いました。中学生は、長崎研修旅行の事前学習として、祖父母などから戦争体験を聞きとり、それをまとめた作品を展示して全校生徒に発表しました。生徒たちはこのプログラムを通じて平和の意味をかみしめ、平和を守ることの大切さを改めて実感したようです。 10年11月20日には創立30周年記念同志社国際中学校・高等学校Doshisha International Junior and Senior High School多様な生徒の自主自立の精神を育む理想の教育環境■創立1980年■所在地〒610-0321 京都府京田辺市多々羅都谷60-1TEL:0774-65-8911■URLhttp://www.intnl.doshisha.ac.jp/DATA同志社国際中学校・高等学校川かわ井い 国くに孝たか校長 帰国生徒教育の本質は「多様な生徒一人ひとりを大切にする」ことであり、一般生徒を含めたすべての生徒に、きめ細かく質の高い教育を提供します。そのうえで、本校では、高い学力を身に付けることだけでなく、コミュニケーション能力の向上を大切にしています。単に語学力だけでなく、他者の存在を認め、それを尊重し、そしてともに生きることのできる力を持った、国際社会で活躍できる人材を育てます。外帰国生65名、国内一般生36名)。高校の志願者は352名(海外帰国生276名、国内一般生76名)で、合格者は222名(海外帰国生159名、国内一般生63名)でした。行事を開催し、本校の卒業生約300名の参加がありました。 11年度の入試実績は、中学校の志願者が160名(海外帰国生84名、国内一般生76名)で、合格者は101名(海入学定員、入学者数、収容定員、生徒数(2010年5月1日現在)入学定員入学者数収容定員在籍者数中学校9086300301高等学校270282810829合計3603681,1101,130教員数、職員数(2010年5月1日現在)教員数職員数教職員数専任教員嘱託講師教員合計専任職員有期職員職員合計総計52621149312126施設設備整備事業の内容事業内容補足事業期間事業費財源教学施設整備グラウンド雨よけ屋根設置2010年7月 200万円学生生徒等納付金テニスコート改修2010年12月735万円学生生徒等納付金教室棟1階フロアー改修2011年3月200万円学生生徒等納付金同志社国際中学校・高等学校2010年度の事業実績区分事業内容補足教育・研究校内英語試験の実施10月15日実施(全校生徒)。TOEFL、英検(2級~5級)国際交流プログラムの実施(海外短期研修)ザ・ヌエーバ・スクール交換プログラム(中学生5名)、フィリップス・アカデミー・アンドーバー・サマーセッション(高校生2名)、エコル・アクティブ・ビラング・ジャニンヌ・マニュエル交換プログラム(中学生2名、高校生10名)、サマープログラム・イン・アーモスト・カレッジ(高校生14名)、ザ・ローレンスビル・スクール交換プログラム(高校生4名)、メンロスクールプログラム(高校生2名)、中国青島第二中学(中学生1名、高校生10名)、韓国 新高等学校(高校生12名)国際交流プログラムの実施(留学生受入れ)ザ・ヌエーバ・スクール交換プログラム(高校生6名)、エコル・アクティブ・ビラング・ジャンヌ・マニュエル交換プログラム(中学生6名、高校生6名)、アラバマ州高校選抜生徒(高校生13名)、ザ・ローレンスビル・スクール交換プログラム(高校生6名)、中国青島第二中学(高校生12名)、韓国 新高等学校(高校生9名)、韓国東邦高等学校(高校生13名)特別支援教育の実施特別支援教育体制の充実平和教育中学生長崎研修旅行、高校生沖縄研修旅行、Peace Week学生生徒支援奨学事業の実施校友会奨学金(給付1名)、新島奨学金(給付2名)、海外長期留学奨学金(給付1名)修学支援事業の実施あんしん修学支援規程の制定、あんしん修学支援金(給付16名)財政第2号基本金組入教学施設整備資金1億円学校法人同志社創立135周年記念募金事業教学施設等整備資金募金その他創立30周年記念行事の実施2010年11月実施

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