学校法人 同志社 事業報告書 2009
25/40

学校法人 同志社 事業報告書200925事業の概要根っこの学力を重視した教育を実践 2009年度は1年生90名(3クラス)を受け入れ、6学年480名(16クラス)体制の学校になりました。初めての6年生を対象にする米国アーモストへの修学旅行は、新型インフルエンザの影響で中止せざるを得ませんでしたが、3月には晴れて第1回卒業式を挙行しました。これで小学校としてのすべての行事が経験できたことになり、教職員一同、感動を新たにしています。 創立以来、子どもたちの根っこの学力を鍛える「道草教育」を重視する本校は、09年度も様々な取り組みを実施しました。宿泊体験学習は、1年生から5年生まで全学年で実施しています。本物に触れることによって感動し、感性を磨いてもらうことを目的に行っている「同志社タイム」は4年目を迎え、同志社卒業生の土佐ノ海関、音楽プロデューサーの陣内大蔵氏など、多彩なゲストをお招きしました。世代を越えた交流で成長 大学附属校を活かした教育活動では、5年生が同志社エコプロジェクトとの共同による「こどもアジェンダをつくろう」、4年生は「わらべ唄から京都を感じよう!」を実施しました。大学生との世代を越えた交流により、子どもたちが確実に成長していく姿が見られました。同志社小学校Doshisha Elementary School豊かな感性と思いやりの心を育む「根っこの教育」を実践■創立2006年■所在地〒606-0001 京都市左京区岩倉大鷺町89-1TEL:075-706-7786■URLhttp://www.doshisha-ele.ed.jp/DATA同志社小学校森もり田た雅まさ憲のり校長 小学生の間は、人としっかりコミュニケーションを図ることができ、様々なことに感動できる「根っこの教育」を充実させることが大切です。知的好奇心はそこから芽生え、自然界や社会で起こっているささいなことにも、「なぜなのだろう?」と疑問がわくのです。「道草教育」や毎日の礼拝、「ことばの時間」などを通じて、他者の気持ちが分かる、豊かな心を持った児童の育成に全力で取り組みます。 学習指導面では、高学年の子には中学進学に向けた朝補習を行い、中・低学年の子には放課後や朝の時間を活用した学習により、学びの力を向上させています。入学定員、入学者数、収容定員、児童数(2009年5月1日現在)入学定員入学者数収容定員在籍者数小学校9090480477教員数、職員数(2009年5月1日現在)教員数職員数教職員数専任教員嘱託講師教員合計専任職員有期職員職員合計総計26113721340同志社小学校2009年度の事業実績区分事業内容補足教学組織変更・ 定員改正新1年生入学開校4年目の新入生として1年生90名(3クラス)を受け入れ、6学年480名(16クラス)教職員採用専任教員3名、専任職員1名教員(新規増員2名、退職者補充1名)、職員(新規増員1名)教育・研究宿泊体験学習1年生:学校(1泊2日)、2年生:花背山の家(1泊2日)、3年生:ハチ高原(2泊3日)、4年生:ハチ高原スキー(3泊4日)、5年生:北海道(4泊5日)6年生修学旅行新型インフルエンザの影響により米国アーモストへの修学旅行を熊本・長崎(3泊4日)に変更して実施同志社タイム各界で活躍する同志社卒業生・在校生などを招き、本物に触れ感性を磨く体験学習を実施(2009年度は「陣内大蔵氏Talk&Live」「土佐ノ海関と相撲をとろう」「宮西達也氏絵本を語る」「吉田道子氏本を語る」を開催)大学附属を生かした教育活動大学プロジェクト科目と共同による「わらべ唄から京都を感じよう!」や同志社エコプロジェクトと共同による「こどもアジェンダをつくろう」の実施、英語の授業を中心とした大学留学生参加の国際交流活動の実施、保護者後援会主催の大学教員を講師とした教育講座の開催など卒業式2010年3月に第1回卒業式を挙行学生生徒支援奨学事業の実施同志社小学校奨学金(給付7名)加湿器の設置インフルエンザ、風邪予防対策として、特別教室や校務センターに追加設置財政学費の改定新入生および在校生の授業料を8万円増額改定施設設備整備事業の内容事業内容補足事業期間事業費財源グラウンド法面改修および植栽剪定グラウンド北側法面の安全対策のため、遊歩道や植栽を施す改修整備を実施2009年度420万円学生生徒等納付金、寄付金食器等破損分追加破損分、年次進行に伴う不足分を追加購入2009年度87万円学生生徒等納付金、寄付金下足棚追加設置教職員の増加や来客用にエントランスの下足棚を追加設置2009年度65万円学生生徒等納付金、寄付金1・2年生教室カーテン付け替え破損が目立つ縦型ブラインドカーテンの更新2009年度33万円学生生徒等納付金、寄付金 安全対策として、グラウンド北側法面の改修工事を行いました。また、児童数・学級数の増加に対応して、第2体育館の建設計画を決定し、10年度内の完成に向けて工事に着手します。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です