学校法人 同志社 事業報告書 2009
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学校法人 同志社 事業報告書200919事業の概要キャリアサポートセンターを核とした全学的な体制で学生の支援にあたります(詳細はp10を参照)。 連携活動外部機関との様々な取り組みを実施 同志社女子大学は、これまでも学外機関との交流協定を締結し、多彩な教育・研究活動を推進してきました。09年度に関しても複数の外部機関と学術交流協定を締結しています。 4月には独立行政法人国立病院機構南京都病院と学術交流等に関する包括協定を締結しました。この協定は、教育・研究および医療等の全般における交流および連携を推進し、相互の教育・研究および医療技術などの一層の進展と地域社会の発展に寄与することを目的としています。具体的な連携事業については、連携協議会を設置して取り組んでいきます。そのほか、5月には金城学院大学と学術交流に関する包括協定を、10年1月には奈良県立橿原高等学校と教育連携協定を締結しました。 07年に学術交流に関する包括協定を締結した奈良県立医科大学とは、09年12月に第3回となるシンポジウムを実施しました。同じく07年に連携協力に関する包括協定を締結した株式会社ANA総合研究所とは、ANAエアライン・ホテル体験とホスピタリティスキルセミナーなどを実施しました(09年9月、10年3月)。 09年11月に、「国連グローバルコンパクト」に参加しました。これは各企業・団体が、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組みづくりに賛同する自発的な取り組みです。現在、全世界で約7,000の企業・団体が参加しており、うち大学は339に上ります。国際基督教大学、敬愛大学に続き、国内の大学として3番目の参加となりました。入試状況、施設・設備相乗効果を生むハード改革 10年度の一般入試志願者数(センター利用入試含む)は9,690名、そのほかの入試による志願者数は3,297名でした。10年度の定員充足率は1.16倍で、安定的な学生生徒等納付金収入を見込むことができます。 京田辺キャンパスの整備事業を実施し、テニスコート移設跡地を中心に、シンボルツリーを配した中庭を整備しました。学生と教職員が交流の場として活用することで、様々な教育効果が期待されます。施設設備整備事業の内容事業内容補足事業期間事業費財源キャンパスグランドデザイン構想に基づく整備京田辺キャンパス 中庭などの整備2009年5月~2010年2月2億8,672万円学生生徒等納付金テニスコート移設事業京田辺キャンパステニスコートをキャンパス北側へ移設2009年4月~7月1億6,225万円学生生徒等納付金知徳館等改修事務室等の再整備2009年7月~9月2億9,317万円学生生徒等納付金みぎわ寮改修屋上防水および外壁改修工事2009年8月~9月1,575万円学生生徒等納付金教室整備C271、C273教室空調設備2009年4月483万円学生生徒等納付金駐輪場設置楽真館北側に駐輪場新設2009年4月990万円学生生徒等納付金建物耐震診断調査今出川キャンパス既存建物を対象2009年8月~2010年2月2,625万円学生生徒等納付金聡恵館改修聡恵館(東館)漏水対策、外壁シール補修工事2010年3月2,400万円学生生徒等納付金AV設備設置純正館デントンホールにAV設備を設置2010年1月1,005万円特定支出準備金(同志社同窓会寄付)同志社女子大学2009年度の事業実績区分事業内容補足教学組織変更・定員改正「表象文化学部英語英文学科」開設入学定員160名(学芸学部英語英文学科より移行)「表象文化学部日本語日本文学科」開設入学定員130名(学芸学部日本語日本文学科より移行)教職員採用専任教員(薬学部2名)、任期付教員(学芸学部1名、表象文化学部1名)、特別契約教員(学芸学部1名、現代社会学部1名)、特別任用教授〔1号〕(教務部教職課程センター1名)、特別任用教授〔2号〕(現代社会学部2名、表象文化学部1名)、客員教授〔非専任扱い〕(薬学部1名)、特別任用助教(薬学部1名)、特別任用助手(薬学部1名)、専任職員2名、常勤嘱託職員1名教育・研究薬学部共用試験(CBT・OSCE)実施5年次に実施する長期実務実習(病院・薬局)に必要な試験で、4年次生が全員受験(CBT 1月9日/OSCE 12月23日・24日実施)全学カリキュラム改正海外夏期研修アメリカプログラムコンコーディア大学(ポートランド、オレゴン州)とドミニカン大学カリフォルニア(サンラファエル、カリフォルニア州)の2校で実施ニュージーランド日本語教育実習ウエリントン市内の小・中・高等学校で、日本語教育実習を実施(春期4週間)小学校教諭一種免許課程科目の履修学芸学部音楽学科音楽文化専攻音楽文化学コースの2009年度以降入学生から履修可能教諭免許課程の設置表象文化学部英語英文学科に英語科教諭中一種・高一種免許課程、表象文化学部日本語日本文学科に国語科教諭中一種・高一種免許課程を設置「大学教育・学生支援推進事業(学生支援推進プログラム)」「職業意識の育みと就職活動困難学生に対する支援システムの強化」が採択「質の高い大学教育推進プログラム」第2回講演会(1月13日実施)、大学教育改革プログラム合同フォーラム(ポスターセッション)参加入試制度表象文化学部英語英文学科および日本語日本文学科第2年次転入学試験実施学芸学部音楽学科第3年次編入学試験(ハープ)実施学生生徒支援Web履修登録システム導入検討新入生歓迎会を実施新入生と卒業生・教職員との親睦を図る(4月22日開催)京田辺キャンパスの整備テニスコート移設跡地を中心にシンボルツリーを配した中庭整備財政第2号基本金組入キャンパス施設設備整備充実資金3億円キャンパス整備資金募金同志社創立135周年記念募金事業その他各種教育連携協定に基づく事業の実施奈良県立医大と第3回シンポジウム実施(12月)、ANAによるエアライン・ホテル体験とホスピタリティスキルセミナー実施(9月、3月)、新たに金城学院大学、南京都病院と学術交流に関する包括協定締結教育連携協定校との各種事業展開新たに奈良県立橿原高等学校と協定締結建物耐震診断調査今出川キャンパス既存建物・みぎわ寮で実施薬学教育(6年制)第三者評価 評価基準に基づく自己評価21を実施一般社団法人薬学教育評価機構へ加入

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