学校法人 同志社　事業報告書　2009

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学校法人 同志社 事業報告書200913ハイライト 同志社では学生と教職員が共に環境問題を世界的視野でとらえ、問題解決に向けて活動しています。 同志社大学は2007年4月、大学と学生が協力して省エネ活動を推進する同志社エコプロジェクト(DEP)をスタートしました。 09年度は5月に京田辺校地周辺の小学生を対象に、ワークショップ「Let's Go To 里山遊ぼう!! 〜ほら夏はそこにある〜」を開催したほか、6月にカナダ・ヴィクトリア大学で開催された世界学生環境サミットに参加しました。 同サミットには学生5名が出席し、インターネット上で各国の学生間のコミュニケーションを促進するシステム環境の構築と、世界学生環境サミットの開催をサポートするための世界学生環境ネットワーク(ISEN:International Student Environmental Network)の設立を提案し、同志社大学が本部局となることが承認されました。 また、09年12月にコペンハーゲンで開催された国連気候変動枠組み条約 第15回締約国会議(COP15)に本学学生2名が参加し、世界学生環境サミットで採択された「学生意見書」をデンマークの気候変動・エネルギー相に手渡し、COP15の議長に届けられました。 同志社女子大学では、学芸学部情報メディア学科のゼミ3年次生が、総合地球環境学研究所をはじめとする研究機関の協力を得ながら、環境をテーマにメディアコンテンツの制作に取り組みました。ゼミ生たちは環境保護と生活者の関係や日常生活でのエコロジーに着眼して、アニメ、Webサイト、映像によるアプローチを試みました。ビジュアルノベル形式のゲーム「エコファミ」や、環境保護に取り組む地域を紹介するWebサイトなどの作品が完成しています。ハイライト6自然環境対策世界学生環境サミットに参加、COP15に学生意見書を提出 学校法人同志社は2010年11月29日に創立135周年を迎えるにあたり、創立135周年記念事業・行事、記念募金の募集を開始しました。 記念事業は、同志社国際学院初等部・国際部の開設のほか、大学と女子大学のキャンパス整備、同志社中学校・高等学校統合移転事業など全学校・幼稚園に及びます。記念行事は、10年1月に神奈川県大磯町で開催した「大磯新島講座—終焉の地において—」をはじめに、懸賞論文の募集、フォトコンテストの開催、能の公演などの行事を予定しています。つきましては、135年の歴史と伝統、さらに200年の大計を目指す同志社が実現しようとする教育理念と事業をご理解いただくとともに、ご支援・ご協力をお願いします。ハイライト7記念事業2010年の創立135周年に向けて記念事業を開始同志社創立135周年記念事業1 同志社大学キャンパス整備事業2 同志社女子大学キャンパス整備事業3 同志社中学校・高等学校統合移転事業4 同志社香里創立60周年記念事業5 同志社女子中学校・高等学校 キャンパス整備事業6 同志社国際中学校・高等学校 キャンパス整備事業7 同志社小学校屋内運動施設建設事業8 同志社幼稚園園庭整備事業9 同志社国際学院初等部・同志社国際学院国際部開設 同志社では、災害、疾病、事故など想定されるあらゆるリスクを未然に防止するとともに、リスクが発生した際の対策を講じています。 2009年度はメキシコを感染源として世界中で脅威を振るった新型インフルエンザに対して、学生・生徒・児童・園児と教職員への影響を最小限にとどめるための対策をとりました。予防方法や海外渡航する際の注意を告知したほか、京都市内で感染が確認された09年5月には、大学、女子大学をはじめ各学校で休校措置を講じました。入学試験でも異常を訴えた受験生のために別室を設けるとともに看護士を待機させるなど最善の措置をとっています。 同志社大学は、教職員と学生が情報セキュリティーの重要性を認識するとともに情報を有効かつ安全に利用するために、情報セキュリティーポリシーと手順書を整備しました。 情報セキュリティーポリシーとは、組織における「情報資産」を安全に運用するための規約を文書化したもので、3層構造で構成されています。本学では基本方針を定めた同志社大学情報システム運用基本規程を頂点に、システムの利用内規などの実施規程・対策基準、手順書・ガイドラインで構成しています。【リスク管理】インフルエンザ対策を徹底、情報セキュリティーポリシーを整備情報セキュリティーポリシーLayer1:基本方針同志社大学情報システム運用基本規程Layer2:実施規程・対策基準情報システム利用内規などLayer3:手順書・ガイドラインWebブラウザ利用ガイドラインなどL1L2L3

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