学校法人 同志社　事業報告書 ２００８

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22WRコースの開設目的を達成2008年度はワイルド・ローヴァー(WR)コースが完成年度を迎え、09年3月末に初めてこのコースの卒業生を送り出しました。具体的な成果としては、同志社女子大学の薬学部をはじめ、京都薬科大学、大阪薬科大学、神戸薬科大学など薬学系への進学者が目立ち、医・薬・理工分野を目指す生徒のために立ち上げたWRコースの導入目的を達成できました。また同コースの高校3年生に分割授業を導入し、推薦・受験それぞれの入試スタイルに対応できるようにしました。09年度からは、WRコースだけに設けていた学力アップのためのプロジェクトチームをリベラル・アーツ(LA)コースにも広げていき、全学的な学力向上を図っていきます。新たな語学研修がスタート09年度の入試実績は、中学校の志願者は自己推薦を除き、併願者を含めてLAコース282名、WRコース155名で、合格者数はLAコース170名、WRコース43名。高等学校の志願者、合格者はともに24名でした。08年度からは、中学校の入学試験で自己推薦入試を導入しています。08年度はLAコースの定員200名のうち、約40名を自己推薦枠で受け入れました。次年度以降も引き続き自己推薦入試を実施していく予定です。語学研修の機会を増やすため、これまでの米国、英国に加え、新たにオーストラリア・アデレードのアネスリー・カレッジでのホームステイ語学研修を実施しました。対象は中学2、3年生です。参加し同志社女子中学校・高等学校■創立1876年■所在地〒602-0893京都市上京区今出川通寺町西入玄武町602-1TEL:075-251-4307■URLhttp://www.girls.doshisha.ac.jp/DATADoshisha Girls' Junior and Senior High School聖書に「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」というパウロの言葉があります。これは、「受けるよりは与える方が幸いである」という言葉と共に、キリスト教主義に基づく同志社教育の根幹をなすものです。6年間の一貫教育を通じて、しっかりした知識を身に付けると同時に、人の痛みが分かる人間、人のために役立とうとする人間になり、さらには国際的に活躍できる人物に育ってほしいと願っています。同志社女子中学校・高等学校太おお田た信のぶ幸ゆき校長確かな知識と豊かな感性を身に付け世界に羽ばたいてほしい施設設備整備事業の内容事業グラウンド整備IT関連機器設備改修内容補足東グラウンドの全面整備サーバーシステムの入替静和館空調設備改修事業期間2009年3月2008年8月2008年10月事業費2,447万円1,040万円224万円財源学生生徒等納付金学生生徒等納付金学生生徒等納付金同志社女子中学校・高等学校2008年度の事業実績区分教職員採用教育・研究入試制度学生生徒支援財政その他事業専任教員3名WR(ワイルド・ローヴァー)コース高校3年生、カリキュラムの実施英国語学研修実施オーストラリア語学研修実施米国・サンフランシスコのヌエーバ校との交流中学入試で自己推薦入試の導入奨学金の実施クラブ生徒活動支援強化第2号基本金組入黎明館関連改修工事の検討内容補足退職者補充等(英語1名、理科1名、体育1名)WRコースの完成年度で高3WRコースに分割授業の導入など外部進路に対応ケンブリッジ・ベルスクールへ高校生30名、15日間アデレード・アネスリーカレッジへ中学生25名、11日間中学を対象として受け入れ(6名、8日間)、派遣(6名、9日間)2008年度からLAコース定員200名のうち、約40名を自己推薦枠で受け入れ同志社女子中学校・高等学校奨学金(給付6名)父母の会の協力で全国大会・近畿大会等出場のための交通費・宿泊費補助、クラブ設備・物品の補助金の充実黎明館関連改修工事のため、教学施設整備資金2億円黎明館を中学ホームルーム統一棟として使用。希望館を管理棟に変更入学定員入学者数収容定員在籍者数中学校240247720741高等学校260263810788合計5005101,5301,529入学定員、入学者数、収容定員、生徒数(2008年5月1日現在)教員数職員数教職員数専任教員嘱託講師教員合計専任職員有期職員職員合計総計663510113215116教員数、職員数(2008年5月1日現在)た生徒やその保護者に大変好評だったため、次年度以降は高校が英国、中学は米国、オーストラリアの枠組みを継続していきます。ハード面では、サーバーシステムを入れ替えてセキュリティーの強化を図りました。そのほかにも、安全対策の一環として、09年度に体育館の耐震工事を行い、2011年度以降には黎明館の建て替えを計画しています。

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