学校法人 同志社 事業報告書 2008
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学校法人同志社事業報告書200821事業の概要学校6日制の実施を決定2011年の学校創立60周年に向け、08年度は「将来構想委員会」を設置し、2010年度から週32時間授業(土曜日3時間授業)の学校6日制を実施することに決定しました。現在は、6日制に向けて、新カリキュラムの策定を進めています。新たな教学体制により、学力保証を図りつつ自主・自立の精神を重んじる同志社教育を一層推進します。施設面に関しては、ホームルーム教室を中心に大規模な校舎建て替えを実施することに決め、11年度の完工を目指して建設準備に入りました。安全対策の一環として、緊急連絡体制の整備やIDカードの導入などにより、校内セキュリティーの強化を図りました。クラブ活動がさらに活発化キリスト教主義については、08年度はショート礼拝を学年ごとに行うようにした結果、礼拝を守る環境づくりに役立ちました。良心教育については、中学人権教育研究校として中学2年生の北海道修学旅行を実施し、異文化交流などに取り組みました。一方、国際主義教育では、高校2年生の修学旅行先を来年度からオーストラリアへ変更、海外語学研修先も見直し、一層効果の上がるプログラムにします。09年度の入試実績は、中学校は志願者数が420名で、合格者数は264名。高校は志願者数が64名、合格者数は62名でした。進路指導では、同志社系列大学へ285名(96.0%)が進学したほか、同志社香里中学校・高等学校■創立1951年■所在地〒572-8585大阪府寝屋川市三井南町15-1 TEL:072-831-0285■URLhttp://www.kori.doshisha.ac.jp/DATADoshisha Kori Junior and Senior High School創立者の新島襄は、しっかりした学力を身に付けると同時に、知識をいかに正しく使うかを重視しました。それを実現するには、ゆとりをもって教育にあたることが必要であるため、生徒が学ぶ場を中心にした施設の充実と土曜日の有効活用に取り組みます。これから教員研修に一層力を入れて「教育の中身」が評価される学校にし、同志社を代表する学校、新島が理想とした教育を実現したいと考えています。同志社香里中学校・高等学校西にし山やま啓けい一いち校長教員研修を充実させ、教育の中身が評価される学校に施設設備整備事業の内容内容補足明誠館、新明誠館、香真館、第一体育館、有朋館、香友館サーバーの安定を強化生徒の安全確保タイル剥離防止工事等事業期間2008年4~6月2008年4月2008年6~7月2008年7月事業費1,400万円1,050万円620万円180万円財源学生生徒等納付金、寄付金学生生徒等納付金、寄付金学生生徒等納付金、寄付金学生生徒等納付金、寄付金教員数職員数教職員数専任教員嘱託講師教員合計専任職員有期職員職員合計総計6543108819117教員数、職員数(2008年5月1日現在)入学定員入学者数収容定員在籍者数中学校240266720766高等学校315305945911合計5555711,6651,677入学定員、入学者数、収容定員、生徒数(2008年5月1日現在)同志社香里中学校・高等学校2008年度の事業実績区分教職員採用教育・研究学生生徒支援財政その他事業専任教員4名ボストン交流プログラムの実施ヌエーバ交流プログラムの実施カナダ・バンクーバー短期留学交流プログラムの実施高校2年ハワイ修学旅行国際交流イベント奨学金の実施第2号基本金組入通学路入口(バス停前)に掲示板設置オープンキャンパス、体験授業クリスマス・セレブレーション内容補足退職者補充(数学1名、理科2名、音楽1名)10日間、高校生2名、中学生12名参加5日間、中学生6名参加22日間、高校生29名、中学生3名参加6日間、高校生275名参加異文化理解と交流。3月10日。高校1・2年生参加校友会奨学金(給付1名)、同志社香里奨学金(給付3名)、PTA奨学金(給付10名)第Ⅰ期施設整備資金3億8,000万円学校の全体の広報6月1日(日)。小学校6年生約600名、父母等参加12月10日。本校生徒、PTA、教職員と地域住民の交流京都大学、神戸大学、早稲田大学などへの進学者が目立ち、多様な進路が開けてきたと確かな手応えを感じています。共学化の完成でクラブ活動はますます活発化し、08年度は中学の運動クラブ全体の活動が評価され、大阪府の私学で総合点1位になりました。事業耐震検査学内情報管理サーバー入れ替え第2体育館アリーナおよび天井の改良尚志館タイル部分改修工事

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