学校法人 同志社　事業報告書 ２００８

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20新しい教室棟で授業を開始高校の教室棟と中学・高校の共用管理棟の建設工事(第Ⅰ期工事)が完成し、2008年11月に新しい教室棟で授業を開始しました。3階建ての新教室棟「桑志館」は学年ごとにフロアが分かれ、1階が3年生、2階が1年生、3階が2年生になっています。本校はホームルーム教室を主体に生徒の自治活動を重んじる教育を実践しており、教室棟もそれに見合った造りにしています。教育に関する新たな取り組みとしてプロジェクターワゴンを導入し、「教室の高機能化」を進めています。生徒には、IT(情報技術)を駆使する能力を持ちつつ、書籍などのメディアを積極的に活用してほしいと思い、メディアセンター「知創館」を中心に据えた校舎配置にしています。卒業後も視野に入れた教育ウェスリーカレッジとの短期交換留学は17回目を迎え、08年度も9名を派遣し、同校の生徒9名を受け入れました。08年度は11名が長期留学し、コスタリカ、米国、ドイツ、イタリアなど、異文化社会での生活と語学研修を行い、見聞を広めて帰国しました。大学進学を控えた3年生には、入学直前の時期を有効に使ってほしいとの思いから、08年度もパワーアップセミナーの特別企画(大学準備講座)を実施し、参加者は延べ千人に上りました。京都地方裁判所での刑事裁判の傍聴、社会の各分野で活躍される卒業生の方々による講演会、座禅体験などは大学に入ってから、あるいは社会人として生きていくうえでかけがえ同志社高等学校■創立1948年■所在地〒606-8558京都市左京区岩倉大鷺町89TEL:075-781-7121■URLhttp://www.high.doshisha.ac.jp/DATADoshisha High School新校舎が完成し、「じっくり進路を選ぶ時間」「自然豊かな空間」「人生の仲間」という“間(ま)”を備え、生徒自身が育つ環境がさらに充実しました。与えられた生命(いのち)を精一杯輝かせ、「知的創造空間IWAKURA」での充実した3年間を送って欲しいと思います。この理想の学び舎で、発達段階に応じた教育を実践し、「優れた学問性」「豊かな人間性」「違いを認め合える共生力」を培っていきます。同志社高等学校木き村むら良よし己み校長ゆったりした時間と自然豊かな空間、人生の仲間を大切に入学定員入学者数収容定員在籍者数高等学校4054001,2151,212入学定員、入学者数、収容定員、生徒数(2008年5月1日現在)教員数職員数教職員数専任教員嘱託講師教員合計専任職員有期職員職員合計総計4931807101797教員数、職員数(2008年5月1日現在)同志社高等学校2008年度の事業実績区分教職員採用教育・研究入試制度学生生徒支援財政その他事業専任教員1名土曜日特別補講短期交換留学の実施パワーアップセミナーの実施モバイルプロジェクターワゴンの設置入試募集人員の変更奨学金の実施屋外用ベンチの設置中高統合事業会計へ繰入中高統合事業募金の実施中高統合事業内容補足前年度退職者の補充(英語科)2年生対象(国語・数学・英語)、3年生対象(英語・化学・物理)オーストラリア・ウェスリーカレッジへ1年生9名派遣および9名受け入れ3年生対象「特別企画」(将来展望・進路開拓)視聴覚設備(プロジェクター､DVD･VHS機器､スピーカー)を利用した授業の充実、HR教室を使った課外活動の支援2009年度学則収容定員変更に伴い、90名から80名に変更四方秀和奨学金(給付3名)、同志社校友会奨学金(給付1名)、同志社高等学校学資貸与金(貸与4名)生徒間交流の一助として中庭・校舎周辺にベンチを配置。休み時間や放課後のコミュニケーションスペースとして活用1億8,000万円繰り入れ(2009年度までの繰入計画)募金目標10億円、募金期間2006年4月~2011年3月第Ⅱ期建築委員会を設置し中学校舎棟等建設を審議。第Ⅰ期工事(校舎棟・管理棟ほか)完成・使用開始(2008年11月)のない出会いとなるはずです。09年度の入試実績は、志願者数404名、受験者数400名で、合格者数は253名(学内進学者数290名)でした。09年度から学則定員を変更し、45人学級×9クラスの1学年405名体制から、45人学級×8クラスの1学年360名体制に段階的に移行していきます。施設設備整備事業の内容事業中高統合移転事業第Ⅰ期建設工事体育館改修工事知創館周辺整備工事内容補足高校校舎棟および共用管理棟建設工事アプローチ(通学路)および体育施設等整備工事屋根防水改修工事外壁防水塗装工事植栽チップ敷き等環境整備工事、通路舗装整備工事事業期間2007年12月~2008年10月2007年8月~2008年10月2009年2月~3月2009年1月~3月2009年2月~3月事業費17億円4億2,000万円1,730万円1,270万円431万円財源第2号基本金、法人内資金、寄付金第2号基本金、法人内資金、寄付金学生生徒等納付金学生生徒等納付金学生生徒等納付金

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