135周年記念事業報告
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14 The Doshisha was founded in 1875; we celebrate our 135th anniversary. 2010年11月13日(土) (6)同志社創立135周年記念「能『庭上梅』」と「講演」 【日時】 2010年11月13日(土)16時 【場所】 名古屋能楽堂 【1部】 講話 講師 本井 康博 神学部教授 【2部】 能 「庭上梅」 ―新島襄を讃えて― 主催/学校法人同志社 協力/「庭上梅」名古屋公演を支援する会 11月13日(土)、日本が誇る世界無形遺産(能楽)という形式により、新島の精神をより多くの人々に伝え、後世にも遺したいという制作理念のもとに創作された「能『庭上梅』―新島襄を讃えて―」の公演と「講話」を愛知県名古屋能楽堂にて上演しました。 新島は梅が好きで「庭上の一寒梅」や「寒梅」の詩を残しています。 「庭上の一寒梅 笑ふて風雪を侵して開く 争わず又力めず自ら占む百花の魁」 この能は、新島の「良心の全身に充満したる丈夫ますらおの起り来らん事を」などの大切な言葉が多く使われ、新島の人格、精神をよく表しています。新島の人となりや、彼の壮大で崇高な理想や夢を、学生や用務員を通じて鮮明に描写するこの能は、新島の激動の生涯に想いを馳せることができ、来場者に大きな感動を呼びました。 当日は、公募のうえ抽選で決定した約600名の方々に、新島の志と同志社の将来に対する深い愛に満ちたこの作品をご鑑賞いただくことができ、新島精神、同志社精神を広く皆さまに理解いただく良い機会となりました。

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