ブックタイトル同志社の文化財建築物(日本語版)

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概要

同志社の文化財建築物(日本語版)

有終館■開館式1887(明治20)年11月15日■重要文化財指定1979(昭和54)年5月21日煉瓦造、2階建、地下1階、桟瓦葺建築面積:352.3m2設計:D. C.グリーン施工:三上吉兵衛大正初期の有終館しょじゃくかん当初は「書籍館」と呼ばれた最初の図書館。アメリカン・ボードの寄付で建設されたと考えられる。新島の執務室もあったとされる。後には政法学校や専門学校、大学予科の教室としても利用され、1917(大正6)年の今出川通拡幅工事に伴い、今出川通に面していた入口を東側へ移築した。1920(大正9)年に第2代図書館(現・啓明館)が完成すると、図書館としての役目を終え、時の総長海老名弾正によって「有終館」と名付けられた。1928(昭和3)年11月、失火で内部を焼失したが、建物の存亡を危惧した武田五一(この当時、京都帝国大学教授)の助言により、煉瓦壁内側を鉄筋コンクリート壁で補強し改修された。? 5 ?