ブックタイトル同志社の文化財建築物(日本語版)

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概要

同志社の文化財建築物(日本語版)

クラーク記念館■開館式1894(明治27)年1月30日■重要文化財指定1979(昭和54)年5月21日煉瓦造、2階建、桟瓦葺、西南隅塔屋付、鉄板葺建築面積:389.4m2設計:R・ゼール施工:小嶋佐兵衛竣工当時のクラーク記念館新島の永眠後、彼の死を悼む卒業生らが新島を記念する神学館建築のために募金活動を展開していた。その最中、アメリカン・ボード経由でB. W.クラーク夫妻から、夭折した息子(B. S.クラーク)の名前を館名に冠し、息子を讃えるタブレットを設置するという条件で1万ドルが寄せられる。これにより建築がスタートした。そのため、Byron-Stone Clarke Memorial Hallとも呼ばれていた。今も、エントランス上部にある欄間にはこの名が刻まれている。竣工以降、「クラーク神学館」として、主に神学教育・研究に利用されてきたが、1963(昭和38)年の現在の神学館完成に伴い、「クラーク記念館」と改名。阪神大震災を契機に2003(平成15)年から2007(平成19)年まで「修理」「復原」「構造補強」を3本柱に修復工事が実施された。現在は、教室利用だけでなく、キリスト教主義教育の場として利用されている。また、館内のクラーク・チャペルは結婚式場としても利用されている。? 4 ?